美白スキンケアを極める

2009年12月25日

FF13 15時間目

ファイナルファンタジーXIII
 新刊入稿もしまして、見本も手元に届きまして、心置きなくFF13やってます。

 今、プレイ時間がちょうど15時間くらい。第8章に突入しようかってところ。
 現時点での感想をいいますと、えー、楽しいです。今はすごく楽しいです。
 ストーリーもおそらく前半の山場に入り、シナリオも盛り上がり、キャラも出揃い、伏線が動き出してワクワクしております。キャラが揃い始めたことでオプティマの戦略性と戦術性も高くなり、バトルの組み立ても幅が出てきました。ここからがFF13の真骨頂に入るところでしょう。
 だが、そこに到るまでがメッチャ辛いので、人には勧めない。

 以下、愚痴と自分なりの楽しみ方。

 ダメな点は、こんくらいまで進まないと、『あー、このゲームはこういう感じに面白くなっていくんだな』というビジョンすら見えない、という部分に集約できる。
 だって十時間以上チュートリアル続いてるもの! そこまで行っても全部の機能解放されてないってどんなゲームだよこれぇ!
 オプティマもねえ、面白いんだけどねえ、アビリティが出揃ってないと無駄ターンが多いし、優先度を自分で設定出来ないので自分以外のヤツがなにやってんのかいまいちよく分からん。なので、未だ『使いこなせてる!』という実感がわかない。リザルト評価で目安は立つけど、『本当にコレでいいのか……?』という疑念が常についてまわる。
 クリスタリウムの育て方でどうにかなるのかというと、どうにもならん。なぜなら結局クリスタリウムで個性を出すことは出来ないから。全部のクリスタルを育てないと次のレベルに行けないので、『この部分を切り捨ててこっちを育てる』というやり方が出来ない。
 しかも、ここに到るまでほぼすべての戦闘がイベント戦闘で稼ぎポイントなどないため、『ここで一気にこのロールを育てて、あとを楽にしよう』なんてやり方も出来ない。
 代わりに、どんな敵にでも戦略と戦術で勝てると言う美点はあるけれども、じゃあ、クリスタリウムいらねーじゃん、みたいなー。まあ、死にシステムだってだけでそのせいでなにが悪いってもんじゃないんですけどー。

 ただ、ここまでくれば面白さが手に染み付いてきます。1ターンごとどころか、1攻撃ごとにチャッチャカオプティマ切り替えて畳み掛けるのは、非常に爽快。うっひょーって感じ。
 シナリオもFF12よりは出来がいいと思います。ほとんどのストーリーを身の上話の打ち明けで進めて行くのはどうかと思うが(ちょっと歩いて身の上話、ちょっと歩いて身の上話)、その分、キャラごとの個性や考え方、人生観がはっきりしてていいんじゃないでしょうか。
 でも、移動や武器改造、キャラ育成などのRPGらしい楽しみはほぼない。少なくとも15時間までは。これはRPGじゃない他の何かだと思ってないと……アレだわ、指より脳が忙しい戦国BASARAやベヨネッタだと思った方がいいわ。いや、ベヨネッタの方が探索の面白さがあるかもしれん。少なくとも宝箱探すより魔女カラス探す方が楽しい。

 まあ、噂の11章に突入すればその点も変わるのかもしれませんが、そこに到るまでがともかく長いので繰り返しプレイには向いてないな、と。もうやだ、あの長いマラソンやるの……
 つーことで、『長時間耐えられるなら面白いのは事実、しかしその苦労が報われたと思うにはあまりに長すぎる時間なので、キャラが好きとか付加価値がない限り一生懸命やる必要はないと思う』が現時点の回答。
 お姉ちゃん、こんだけ一生懸命やるなら、FF12やった方がいいと思うな。オプティマは文系向けガンビットだと思う。数字で厳密に管理して、きっちり式を組み立てるのがガンビットなら、感覚で方向性を決めて、ちょいちょい修正を入れていくのがオプティマ。

 ああ、でもひとつだけ。これはどうしても我慢ならんってことが。
 キャラがちょいちょい人の眼の前に刃物や銃口突き出してくるんですよ。
 脅しや演技ではなく、ふざけてたり感情表現で武器をぐいぐい突きつけてくる。すごい頭に来る。なまじ映像がリアルなので、リアルに不快。
 何考えてこんな演出にしてるのか理解不能。現実よりも簡単に人が生き死にするフィクション世界だからこそ『他人に武器を突きつける』という演技は重い意味を持つのになんでホイホイ出すのか。演出意図が全く読めないので頭の足りないバカの行動にしか見えず、ものすごく不快です。
 ここだけは本当にイヤ……マジでイヤ。