まつえーさんのやりたい放題するところ。
平気でエロとかグロとか書くので閲覧は自己責任で(ひでえ)。
見つかって親御さんに叱られたってそ知らぬ顔です、私。
あと、こっちじゃミヤたんハァハァ以外言うつもりないんで、それ以外の話題は本家で。

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No.60
まつえー / 2004/04/15 (Thu) 22:30

Q:どういうサイトを見ると、管理人の精神状態を疑いますか?
A:バカの一つ覚えのように、別窓を開き続けるサイト。

 この人は何かの強迫観念に取り付かれているのではないだろうか、と思ってしまいます。
 そんなに戻るボタンが嫌いなのか。

 


No.56 下の続き
まつえーたん / 2004/04/14 (Wed) 17:53

 トットリは犬である。柴犬に良く似た雑種で、獣医の判断では拾われた時点で生後二週間、今では生後半年だそうだ。首輪代わりの赤いバンダナが茶色い毛並みに良く似合っている。
 そして、ミヤギの子供なのだそうだ。じゃあ、コージは祖父か。
 なぜかと問えば、ミヤギが橋の下で拾ったからである。ミヤギのクラスメイトに『お前は橋の下で拾ったのだ』と親に言われた子供がいるらしく、大前提・ミヤギはトットリを橋の下で拾った、小前提・親は子供を橋の下で拾う、結論・トットリはミヤギの子供と証明がされている。三段論法というものは、修辞学的に問題があるのではないかと考えてしまう。
 ともかく、トットリはミヤギの子供である。修辞学的に。まあ、コージ自身も親に池っぱたで拾われた身なので、認めざるを得ない。
 しかし、トットリはそうは思っていないのではないか、と思う節がある。ミヤギのことを親とも群れのボスとして認識しているわけでもなさそうだ(本来の群れのボスであるコージに対しては、思いっきり牙をむく)。一言で言うなら……伏姫と八房?

 トットリは、三分の二ほどミヤギの飼い犬であり、三分の一ほど保育園の飼い犬である。故に、毎朝ミヤギと一緒に通園するわけである。コージはミヤギの給食費とは別に、ドッグフードを保育園に収めるわけである。
 今朝も、ミヤギは保育園の門を潜るとすぐにトットリのリードを犬小屋の杭に結びつける。その間にコージは保父に連絡ノートとドッグフードを渡し、そして、繋がれたトットリの側で手を振るミヤギに別れを告げる。
 いつも通りの朝を済ませて、いつも通りに仕事に向かう。

 携帯に不在着信が入っていた。保父からだった。
 ミヤギのクラスの保父はまだ若い男で、見るからにヤンキー崩れという感じではあるが、正直そうなところが好感が持てた。
 昼過ぎに一回着信。会議中だった。その後再着信も入っていないし、大した用事ではなかったのだろう。どうせあと十分で迎えに行ける。
 保育園につくなり、頭を下げられた。トットリがケガをして、獣医に運ばれたという。

「全部ジブンの責任ッス!」
 昼休み、ミヤギがトットリにエサをやっていたところに、例の年長の男子がちょっかいをかけにきたらしい。犬に触らせろというのが名目だ。
 まだ幼犬のトットリを世話するために、保育園で飼っているということにしてもらっているが、実際はミヤギの飼い犬である。その事情も、ミヤギが申し出を断れないと言うことも分かった上で、ちょっかいをかけにきた。
「あの子、きっとミヤギちゃんのことが好きなんスよ」
 そんな事情など知ったこっちゃないのが当のトットリである。いつも園庭の隅から彼がミヤギをいじめるのを見ていたトットリは、千載一遇のチャンスを見逃さなかった。伸びてきた手に噛みついてやった。
「マジ噛みじゃなかったんスよ、ケガはしてませんでしたし」
 それからはもう大騒ぎである。泣き出す男子に、トットリを叱りつけるミヤギ。すぐに園舎から駆けつけた保父がトットリの口を開かせた。そして、少し遅れてやってきた年長担当の保母に男子が抱き抱えられて退場しようとした、その時。混乱した男子はとんでもない行動に出た。
 ミヤギとトットリに向かって石を投げつけたのである。
 保父は思わずミヤギを抱えて庇った。顔にキズでもついては一大事である。トットリは石を避けられなかった。保父が片手で首輪を押さえたままだったからだ。変な声をあげたそうだ。

 


No.57
まつえーたん / 2004/04/12 (Mon) 20:16

 親の前でプリキュア見るのにもドキドキしているのに、どうしてあの弁当箱を買って帰ることが出来ようか。
 買う気もないが。

 どこかで立ち読みを……無理っぽ。


No.57-93 Res : まつえーたん / 2004/04/12 (Mon) 20:17
 というわけで、場合によっては『弁当箱を買って、PAPUWAだけ読んで、ダストシュート!』という荒業かます羽目になるわけだな。
 いいよ、やってやるよ、ふんだ。
No.57-94 Res : まつえーたん / 2004/04/12 (Mon) 20:27
 私の場合、時々パンチラ書いて小金を得ていることは親にバレてますが、ホモ書いてることはバレてないのです。
 これ以上、親を『一生、娘の花嫁姿は見れないかもしれない』と不安にさせてしまうようなことは出来ないのです。

 まあ、イレブンナイン並みの確率で不可能なのは、両者分かっていることなのだが、100%不可能なわけじゃないわけで。

 


No.55
まつえーたん / 2004/04/09 (Fri) 07:02

 珍しく目覚ましが鳴る前に目が醒めた。傍らの男はまだ眠っている。
 これは、女を上げるチャンスである。
 早速彼女は行動に移した。まずは男の眠りを妨げぬよう、そろりと布団から抜け出す。ベッドの端に手をかけ、床に向けて足を伸ばす。身長の半分近い高さのベッドから下りるのは、それだけでもう命をかけた大スタントである。危惧した通り、着地点のうさぎさんスリッパに足をとられ、思いっきりひっくり返った。どすん、という大きな音に床で寝ていた息子が目を覚まし、甲高い声で大丈夫かと問い掛ける。大丈夫だから静かにしろと指一本立てて伝え、先ほど足元を掬われたうさぎさんスリッパに足を突っ込む。ピンクのファーに包まれたすました笑顔が白々しい。イスの背にかけていた半てんを引き摺り下ろし、もたもたと着込む。リボンが縦結びになってしまうのは、『デキる女』のファッションとしては失格だが、この際妥協することにした。
 もこもこのうさぎさんスリッパに半てん。これでまだ冷える春先の朝に対する戦闘ファッションは整ったわけである。彼女は意気揚揚とドアノブに飛びつき、体重全てをかけてドアを開いた。足元では、息子が心配そうにぱたりぱたりと尻尾を振っている。

「きにゃーーーーーーー!」
 愛娘の悲鳴にコージは飛び起きた。目覚ましはベルを鳴らす三分前。いつもならあと18分は布団から出たがらない娘の姿はすでになかった。ということは、忠実な彼女のナイトであるトットリ(雑種犬・六ヶ月)もいないわけである。キャンキャンという鳴き声はドアの外から聞こえていた。
 慌ててどてらを着込み、娘にせがまれてお揃いにしたくまさんスリッパを突っかけ、LDKへつながる扉を思いっきり開いた。
「なにがあったんじゃ、ミヤギィ!」
「あーー!おっとぉが起きたぁ!」
 キッチンカウンター越しにミヤギの顔が見えた。今にも泣き出しそうな顔は、頭から生卵の残骸らしきものを引っ被ったようでべたべたと汚れている。この位置に頭が見えるということは、椅子の上にみかん箱でも重ねて立っているのだろう。
「もー、トットリがさわぐからだべ!このバカ息子!おっかぁはなさけねえべ!」
 普段乗ってはいけないと言われている作業台の上でキャンキャン吼えるトットリの頭を、バターまみれの手でぺちんと叩く。キャインと一声鳴いて、トットリは尻尾を巻いた。
 愛娘のミヤギ(年中さん・四歳)は、果敢にもオムレツ作成に挑んでいたらしい。

 ミヤギがひっくり返した生卵は、トットリの餌に混ぜてやった。いつもより栄養価とコレステロールが高いドッグフード(幼犬用)に半興奮状態でがっついている。ちゃぶ台に頭を乗せているミヤギの前に、黄金色のオムレツを並べる。ぷくぅと頬がまんまるに膨れている。
「一人で火を使っちゃいけんと言うたじゃろ」
「……まだつかってねがったもん」
 ぷくぅーー。どこまで膨れるのかちょっと見ものである。
「料理したけりゃ一緒にしてやるけぇ」
「デキるオンナはりょうりくらいひとりでできるんだべ」
「……どこで覚えたんじゃ、そんな言葉」
「ちゃんねる」
 テレビ番組の意である。保育園でどういう番組を見ているのだろう。
「イマドキのオンナはおとこにたよらないんだべー!」
「分かった分かった。はよぉ食え」
 未だ逆握りが直らないというのに、イマドキのオンナもないものだ。一度スプーンを握りなおさせて奮闘させてみるが、もどかしさに半べそになるミヤギを見て、今日の帰りに矯正スプーンを買ってきてやろうと思う。
「はよ食わんと、保育園に遅れるぞ」
「……おら、行きたぐね」
「腹でも痛いんか?」
「……くもさぶつけられる」
「はぁ?」
 足が多い動物、とりわけ蜘蛛が苦手なのはもちろん知っているが(5mmくらいのヤツを見ても大泣きする)、ぶつけられるというのはどういうことか。
 子供特有の時系列があやふやな話をまとめるとこうだ。年長の男子がミヤギを苛めるらしい。自慢の母親似の髪の毛を引っ張られたり、スカートをめくられたり、通園カバンに泥団子を入れられたりした。いじめは日に日にエスカレートしていき、どこで聞き及んだことか、とうとう男子はミヤギ最大の弱点を突き止めたのである。
「こげにでっかかったべ!」
 そういって小さな手のひらを精一杯広げる。ということは全長1、2センチというところだろう。それでも彼女にとっては人食いザメクラスの恐怖である。
 この間、携帯に『今日はミヤギちゃんがひどく泣いたので、早めに迎えに来れないか』と電話が入ったのはこれだったのだ。どうしても抜けられなかったので、代わりに桜餅を買っていってやると伝えてもらったら、一瞬で泣きやんだらしいが。


No.55-88 Res : まつえーたん / 2004/04/09 (Fri) 09:29
 普段は保育園が大好きなミヤギだが、そんなことがあれば通園拒否になるのも致し方ないことである。しかし、家に置いていく訳にはいかない。父親がまだ寝ているからと言ってやったこともない朝食作りに挑むようなチャレンジャブルな年頃である。昼飯にコロッケにでも挑戦されたら、まだ1/3もローンを払っていないこのマンションを焼け出されること確実である。そしてミヤギも……
「おっとぉ、なにないてんだべ」
「え?あ……!」
 知らぬ間に涙ぐんでいた。どうにも娘のこととなると涙腺が緩む。
「アクビじゃ、アクビ」
「おっとぉのねぼすけ」
 すっかり逆手握りのスプーンで半熟オムレツをかき込んでいる。口周りのケチャップを拭いてやり、身支度を促した。
「いざっちゅう時はトットリに守ってもらえ」
「……うー」
 基本的に友達や先生に会える保育園は好きなのだ。お気に入りのうさぎのヘアピンを差してやると言うと、しぶしぶと頷いた。
 コージが不器用にネクタイを締める間、ミヤギは顔を洗って、髪をとかし、跳ね回るトットリにリードをつける。スーツに身を固めたコージがミヤギに制服を着せてやり、襟のリボンを結び、前髪にうさぎのヘアピンを差し込んでやるとようやくミヤギの機嫌は上向きになった。
 二人と一匹が玄関のタイルの上で並ぶ。
「そんじゃ、いってきますじゃ」
「んだ」
 黙祷合掌し、声を合わせる。
「「いってきます!」」
 ワン!
「おめは言わねぐてええんだべ」
 ミヤギのセリフにコージは笑いながら面をあげた。下駄箱の上の亡き妻は今日も笑っていた。
No.55-90 Res : まつえーたん / 2004/04/09 (Fri) 09:30
長くなったので次へ。

四歳児のつもりで書いているのに、頭の程度が変わらん。

 


No.54
まつえー / 2004/04/07 (Wed) 22:18

 某サーチ、増えるどころかどんどん減ってるミヤギの登録数に大ウケ。
 もうダメなんじゃないのコイツ?
No.54-84 Res : レム / 2004/04/08 (Thu) 01:06
がーん、減ってますか!?まじっすか…
No.54-85 Res : まつえーたん / 2004/04/08 (Thu) 23:03
一日一個のペースで減ってます。面白いです。
いつゼロになるんだろう。
 

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