ところで公式にDV扱いされちまったあの特殊性癖の腐れ男は、もはやどうすれば。

　トットリに対してミヤギが我侭なのは、トットリの奉仕精神をミヤギが受け入れてのことだと思うのです。この場合、決定権がミヤギがゆだねられている以上、ミヤギがトットリに対して我侭ではあっても甘えられはしないと思うのです。シンちゃんに対しては、甘えるなんて持っての外だし。シンちゃんがミヤに甘えることはあっても、逆は有り得ないと言うか。
　しかし、コーミヤの場合、飽くまで受け入れるのはコージの側なので、ミヤはいくらでもコージに甘えられるのです。我侭言ったり、甘ったれたり、叱ってもらったり、もうべったべたと。コージはキャパ広い人なので、ミヤが内側に溜め込んでいるものを含めて全部受け入れて、大らかに甘やかしてくれると思うのです。
　私の中でコージは基本ノーマルの人なので、恋愛感情と言うわけではないと思うのですが、コージはミヤを可愛いと思ってるといいなあ、と。妹というか娘というか、そんな感じでミヤを可愛いと思ってるといい(弟みたいに見てるのは多分トリだ)。シンちゃんに苛められてキーキー言ってるのやトットリとじゃれ合ってるのを慈しむように見てるとよいですよ。そういう意味での愛情は、思いっきり抱いてるとよいですよ。
　だから、甘えてくればいくらでも甘やかすし、出て行くといえばいつでも笑顔で見送るのです。ちょっと寂しい気持ちを感じながら、それを絶対表には出さずに。
　ほら、家族の中で甘やかされてる子を、『うちのお姫様』とか言うじゃないですか。あのノリで、ミヤギをお姫様扱いしてるといいです。
　やっぱりコーミヤは、父娘だなあ。

　あー、幸せになった。寝よう(そのための語りかよ)。

　先々週のラスト辺りなんか、切なくてたまんないっすよ。楓から忍への友愛と、忍から楓への愛情のすれ違いっぷりが。ダメだ、切ない……
　いや、ギャグなんだけどさ。

　ちなみにシンミヤも止まるので、仕方なくコーミヤでもかいとく。