2009年5月18日
はっきり言って、付き合いたくない
銀さんにとって『最高にカッコイイ俺』ってのは、『何か大切なものを守り通し、それに殉じるつもりだった自分』であって、『許せない俺』が『守ることも背負うことも出来ず、泣いて逃げてきた自分』であって、その言い訳が『だって大切なものが消えてくってことが、あんなに怖いなんて知らなかったんだもん』で、今の最大目標は『だから、大切なものを失う怖さを知っている今は、昔の俺よりもカッコよくなれるかもしれない。少なくとも表面上は』なんじゃねえかな、と思います。
そういう『最高にカッコイイけど最悪にカッコ悪い俺が、大好きだけど大嫌い! 俺なんか死んじゃえばいいのに! トラックから子猫庇って死んじゃえばいいのに!』とか言っちゃうめんどくさい男に、『うん、カッコ悪いよね。超よく知ってる、お前最悪。死ねばいいのに。でもカッコイイよ。世界で一番カッコよくって強いよ。トラックなんか跳ね返しちゃうよ。無理目だったら自分が手伝うよ。大好き』って言えてしまうヅラさん、マジ半端ない。
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