2008年6月 6日
頭真っ白
コミケも受かったし、原稿がんばらにゃ。その前に軽く巡回だけ、と、ニュース見てたら、氷室冴子さんと野田昌宏さんの訃報が飛び込んできて、もう、頭まっしろけですよ。
なんで、私の創作人生の原点に近い人が、同じ日に亡くならねばならないのか。
小学校高学年のころに立ち寄った古本屋で、ジャパネスクを手に取らなければ、多分私の中の古典マニアも歴史萌えも目覚めることはなかったはず。原文当たって資料集めてって勉強を覚えることもなかったはず。
私がいわゆる『小説の書き方本』で真面目に読んだことあるのは、野田さんの『スペオペの書き方』だけで、SFに目覚めてまず貪ったのも野田さん関連の本で、今でも私の中の宇宙生活のイメージは『銀河乞食軍団』の生活感溢れるものが基礎になってます(今見ると、すげーネーミング)。
もう、ほんと、頭ぽかーんですよ。何がなんなんだか。
花ゆめのジャパネスク人妻編が落ち着いたら、続編とか書いてくれんのかなあ、ってワクワクしてたのに。きぼうのニュース見てて、『おー、野田さんの書いてた宇宙生活ユニットっぽーい』とか思ってたのに。
ああ、もう、ああもう。ダメだ、ほんとに頭真っ白だ……つか、氷室さんなんてまだ51歳じゃん、全然若いじゃん、ああ、もうなんでええええ……
ご冥福をお祈りします。
- at 20:54
- in 戯言