2009年9月29日
二次元に向かう愛情ってだけで次元が歪んでるのに、その先でさらにネジくれている。
某エロマンガ誌では、開始から3ページで濡れ場に突入しないといけないっちゅールールがあるそうで。
つまり、その3ページ内でヒロインの属性、シチュエーション、伏線を説明しないといけないわけで、『無茶言うなよ、そんなの、キャラから構成まで練りこんだ読み切りを毎月量産しろってことじゃないか』と思ったものですが、上手い作家さんはそれをきちんとこなした上で面白くてエロい話を描いてるわけで、才能というのは場を選ばず存在するのだなあ、とも思った次第です。
何が言いたいかというと、さかづらむつ本がページ数限られてるので、これで大丈夫なのかめっちゃ不安だって話です。
小ページ数で三角関係とかトライアル過ぎたんじゃないかと……
バレてるでしょうが、坂桂陸の三角関係が好きです。
いや、これのキモはですね。陸奥の完全勝利が確定しているところにあるんですよ。
だって、女で今そばにいてライバルは遠距離なんだもの。パーフェクトで勝ってるし、勝つに決まってるんですよ。
ヅラさん側も、『あ、もうそっちの勝ちなんで。どうぞ持ってってください』って感じなわけですよ。
でも、肝心な時に『もしかして、自分、負けてるんじゃないか?』ってゆらぐんですよ。あれ、なにこれ、もしかしたら自分ハブにされるんじゃない? 実は踏み入れない部分があるんじゃない? 本当は自分、負けてるんじゃない? みたいな。
でも、むっさんは賢い女なので、ここでうろたえたら負けと分かっているので、決して表には出しません。でも、内心はいかに優位に立つか、自分の勝利を確定させるか、謀略をめぐらせているのです。
もっさんもそれは分かっているけど、自分が口出したら余計にこんがらがると分かっているので、むっさんにもヅラにも何にも言いません。
ヅラさんもそういうの全部分かっているけど、『いや、自分負け認めたし。そっちが勝手にやってるだけなんで』と放置してます。
そういうところがとても好きです。
そういや、イベント配布物の入れ物が届きました。
こんなんに入れてお渡しします。
中身は明日届くよ。わくわく。
- at 23:13
- in 戯言