2007年10月 6日
20巻総括
そういや、空知が20巻辺りで銀魂の行く先が見えてくるといってた気がするので、まとめてみよう。
・奇跡の『登場人物全員マザコン』、ダメ男同士の争い動乱編の終結。
・大西家との確執。
・パピーかっこいい。
・万事屋ほのぼの。
・ヅラうざい。
・壮大なぎんづらラブロマンスの幕開け。
……なにがしたいんだろう。
あと、やっぱ、ヅラの立ち位置って男性キャラより女性キャラ寄りなんだなあ、と思った。カイさんとかと同じ系統。
銀魂の男性キャラはともかく半径3メートル以内の平穏が一番大事で、身内のためならイデオロギーも思想もくそくらえ、惑星一個世界一つ潰してみせるぜ、なのに対し、女性キャラは自己犠牲や人の生きる道、生き様としてのイデオロギー第一で行動している。万事屋の中でさえ、神楽が『人殺しとしての運命の克服』という一番真っ当な人生目標を持って生きてらっしゃる。
竜宮編で、銀さんが自分の生きる道でなく、ヅラの生きる道を引っ張り出してきたのもむべなるかなっつーか。銀さんの生きる道は飽くまで自分のための道なんで、その道で他人の生き様を潰すことは出来ないって一線引いてるんですよね。他人の生きる道が潰されそうなときに手助けすることはあっても。
あそこで乙姫のやることに干渉するには、ヅラの道に乗っかるしかねーんだな。なるほどな。
- at 20:59
- in 戯言