2007年11月15日
アニメ81話
柳生編決着。
長かったなあ。
しかし、なんつか、辛いこと言っちゃいますけれども。
この話、結局、九ちゃん=別にレズビアンではない、お妙=やっぱり嫁には行きたくない、と、両者望まない状況を、両者の意地だけで作り上げてたわけで、その……茶番、だよな……これ……
お妙さんも九ちゃんも、『だからお前らはなにがしたいのよ』って感じなので、今ひとつ感情移入できん……
九ちゃんが本当に自分のジェンダーを見失っていて、それを補う存在としてお妙ちゃんを必要としているってんなら分かるんだけど、別にそういうわけでもねえしなあ……九ちゃんが自分を女の子だと認めるイベントが、はっきりしないんだよなあ……
だから、やっぱりおっぱいイベントが必要なんですよ、男装っ子には……
・かっけえええ! 銀さんかっけえええ!
・しかし、作画すげえな!
・この余裕綽々っぷり。むかつくぜ。かっこよくて。
・これ、胸骨砕けるよね、普通に。
・やっぱりこのシーンのぱっつあんのきらめきっぷりは異常。
・……やっぱりよく分からん……
・『私がしたことは結局誰のためにもならなかった』 そうなんだよなあ。結局どうにもならないことが分かってて、何であんなことしてんのかってのがさっぱり分かんねえんだよなあ。自己満足でも自己犠牲でもないっつーのが、わけ分からん。
・でけえええ、王女でけえええ!
・やりおったあああ、バナナ入刀マジでやりおったああああ。
・余ったバナナはね、凍らせるといいですよ。
・お妙さんは武芸百般だなあ。
・だからお前らの屯所のトイレは汚いのだ。
・千葉、モノマネうめえなw
・ED、柳生編仕様。アレンジもいつもと違うのか?
・作監、鶴田さんか。銀魂の美麗作画と言ったら、鶴田さんになってるなあ。
・フルでかかるのか。
・せんせえーーー!
・わざわざ大西送別会を……すげえな、単なる会社員の配置換えにこんな……
・異常事態発生ってなんだーー! 気になるだろーーー!
- at 21:45
- in 感想
comments
「九ちゃんの心は男の子なの。女の人しか愛せないのよ」というお妙さんの台詞をどう解釈するかで、柳生編の評価も九ちゃんのキャラ設定も大きく変わってくると思います。
この台詞って九ちゃんの現状を説明したものではなくて、実は‘左眼の事件の後、お妙さんと九ちゃんがきちんと向き合っていなかったという事実’を示すものだと私は思っています。
一言で言えば「それ違うよ、お妙さん(汗)」と。
お妙さんにあこがれた事も含めて、九ちゃんの心はあくまで‘女の子’だと思うんですよね。昔も今も。
九ちゃんがお妙さんを必要とした理由、、、それはジェンダー的な問題ではなく、‘周囲の人間全てが自分に強さを求めてくる中で、唯一ありのままの自分をさらけ出せる相手だったから’だと思うんです。
剣術が上達し力もつけたけれど、やはりそれはどこか無理をしている強さで・・・本音で喋れる(はずの)お妙さんに、自分の傍にいて欲しかった。だから、他人のものになってしまわないように‘結婚’という形で縛りつけようとした。。。騒動の発端は結局のところそういう感情だったんじゃないかな、と。
再会時の銀桂の状態と、ちょっと似ているかも?
要は、お妙さんが最初から求婚を断って‘九ちゃんは九ちゃん、私の大切な親友’とちゃんと言えてたならこんな大騒動にはならなかったはずなんですけどね(苦笑)
左眼の件・・・確か「道場は売らない」とお妙さんがつっぱねたからこそあの天人達ともめる事になっていたので・・・‘自分の護りたいものを護ろうと我を通した結果、無関係の九ちゃんを巻き込んだ’と、お妙さんが抱えた罪悪感はたぶん九ちゃんの想像以上だったんでしょう。聡い人物として描かれていたはずのお妙さんが、とてつもない視野狭窄状態に陥ってしまうほどに、ね。
まぁ、、、幸か不幸か、この騒動の結果皆の前で‘弱い自分’をさらけ出せた九ちゃん。これを機に、萌え系天然ボーイッシュ少女キャラへと変身していくわけですね(笑)