2008年2月26日
私が考えるヒロインは、大体生き汚い
先日、お邪魔したチャットで、『どうも、俺の中の認識と世間の認識にズレがある』と感じたのが、ミツバさん像。
なんかね、私の中のミツバさんはもうとっくの昔に土方さんを思い出化してるんだよね。
青春時代にちょっと年下の男の子と恋愛にもならない淡いやり取りがあって、『あー、超甘酸っぱい。あのころの自分初々しかったなー』と思い出しつつ、『そろそろ年だし、普通の主婦にはなれないし、いっちょ、見合いで経済力ある男捕まえてみっか!』と一念発起して本当に包容力と経済力のある旦那(表向きは)を捕まえて、てろーっと昔の男の職場に顔出して『結婚決まっちゃったーv』と報告に来る、そういう図太い女性だと思ってた。
まあ、実際に顔合わせて、『やだ、思ってたより引きずってた』とは思いつつも、旦那と結婚する意思は変わらないし、攫って逃げてくれなんて乙女で刹那主義な考えは露にも浮かばない。
でも、周囲は『姉ちゃんはまだ初恋が忘れられないんだ!』『俺が捨てちまったばかりにあんなろくでもない男と結婚することに!』と勝手に思い込んで空回って暴走している、というのが、ミツバ編なんだと。
ミツバさんは、最初から傍観者で死人で物語に関わってこない人であり、すでにまえらぐみメンツとは違う世界に生きている人であって、それを周囲があーでもないこーでもない言って的外れな『俺的ミツバ』をなんとかしようと駆けずり回ってる、そういう話だと思うのです。
ミツバ編がアナザー紅桜だと思うのは、そういう側面もあるのです。あれも、高杉が『俺的先生』をなんとかしようと一人で空回ってる話なので。
あと、万斉像も相当世間と違う。
いかんせん、動乱編終了後に嵌ったので、高杉に忠誠を誓っているというイメージが一切ない。
万斉→高杉=『この中二うぜー。でも、中二に賭けてみるロックンロールな俺カコイイ。でも中二テラウザス』
高杉→万斉=『この高二うぜー。でも、生意気とか許しちゃうカリスマリーダーな俺カコイイ。でも高二テラウザス』
こういうイメージしかない。
バンバンとカモカモは、高杉よりもヅラとのほうが気が合うよ……また子ちゃんや似蔵は高杉じゃなきゃダメだけど。
でも高杉は、犬より猫派(自分から足なめに来るMっ子より、高慢ちきの顔を踏みたいタイプ)なので、似蔵が嫌いで、また子ちゃんが苦手。噛み合わない。かわいそう。
- at 17:52
- in 戯言