2007年10月17日
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ 3
銀誕参加企画。
ぎんづら、うなぎ屋で昼ごはん中。第三話。終わりが見えん。
やや日に焼けた畳の匂いのするうなぎ屋の二階座敷。せっかくなのだからとうな重の松を二つと白焼きを一つ。酒につまみの漬物に突き出しの骨せんべい。
骨せんべいと浅く漬かった大根を齧りながら猪口でちびりちびりと酒を舐めれば、もうすることがない。思わずうつらうつらと眠気が襲ってくる。
「銀時」
舟をこいだ瞬間、そっと名前を呼ばれる。重い瞼をなんとか押し上げれば少し眉を下げた桂の顔があった。
「子供でもあるまいに」
うるせえな、朝からお前につき合わされて疲れてるんだよ。そう言いたくとも、むうむう喉が眠気に詰まって言葉が出ない。目元をこする銀時の手をそっと桂が押しとどめる。
「塵が入る」
細い指が柔らかく銀時の目元に触れ塵か目やにかを摘み取る。懐紙で指を拭い、もう一度手が銀時の頬に触れる。
「少し寝るか。うなぎが来たら起こしてやる」
こくりと頷き、這うように座卓を回って正座した桂の膝に頭を乗せた。髪や耳、頬を愛撫する桂の手にとろとろと眠りに誘い込まれる。
母親気分にでもなったのか、ぽつりぽつりと桂が歌い始めた。
ねんねんよ ねんねんよ
ねんねのぼうやに 餡餅こうてやろ
起きたぼうやに やいとをすえてやろ
ねんねんよ おころりよ
「……おまえ、歌、へた」
「こういうのは上手い下手で言うものではないだろう」
「せんせいも、へただった」
「そうだったな」
「やめろ」
「分かった」
「うそ、うたって」
くふ、と桂の鼻から息が漏れる音がした。もう一度、同じ歌を繰り返す。同じ旋律で同じ歌詞が何度も繰り返される。
焼けた畳の匂い、古臭い木の家の匂い。三人で遊び疲れて、最後の体力で縁側になんとかよじ登り、ずるずると這うように座敷へ横たわった。先生が冷やし茶を持って来てくれたと言うのにそれを口にする余力もなく、子供特有の強い眠気に抗うことが出来ない。先生が一人ひとりの頭を交互に撫でながら歌ってくれたものに、寝たら本当に餅を買ってくれるのか、餡餅でなければ駄目かきなこは駄目かと目が冴えてしまい、銀時の声で寝入りを邪魔された晋助がむずがった声を上げ、それに引かれて目を覚ました小太郎に、ぎんとき、おれが餅をやるから寝ろと袂を引かれて、
「……ひっく……」
横たわったまま嗚咽が出るものだから胸が詰まる。息苦しさに桂の着物を掴み、ぐいぐいと顔を押し付ける。
ねんねんよ おころりよ
桂の指の腹が、睫毛に添って涙を拭う。その軌跡から皮膚がひんやりと冷える。何度も這う頻度から自分がひどい勢いで泣いていることが分かった。
よいこのぼうやに 餡餅こうてやろ
わるいこぼうやに やいとをすえてやろ
「ひぐ……ひっく……」
ねんねんよ おころりよ
泣くと言うのは存外に体力を使う。疲れ切った身体に抗えず、銀時は子供のような速さで眠りに落ちた。
もぞり。
頭の下が蠢く感覚で目を覚ます。
「すまない、起こした」
「うなぎ、きた?」
「まだだ。別のものが来た」
霞む目をこすりながら顔を上げると、桂が険しい顔で窓の外を見ていた。ひょいと頭を出す。見慣れた黒と白のセダン車。
「……お妙が抑えてるんじゃなかったのかよ」
「ゴリラを括り付けるので手一杯だったようだな」
「逃げるか?」
「……銀時、実はな……」
酷く真剣な桂の横顔に、銀時は多少の覚悟を込めたつばを飲み込む。
「俺もうなぎは三年ぶりなのだ」
「……はい?」
「なにせ、悠長に一刻も待つ余裕のある生活をしていないものでな。この機会を逃せば、次はいつ食えるか分からん。しかも松。そろそろ白焼きが来るだろう。今逃げては、せっかく俺のために捌かれたうなぎも浮かばれぬ」
「お前の頭ン中、うなぎでいっぱいかあ! どうすんだよ、多分あいつら上がってくるぞ?」
「落ち着け銀時。こういうときのための備えもちゃんとしている。ほら、これを使えば……」
「……それをどう使うって?」
交通事故のために出動した警察官から、桂小太郎らしき人物を見かけたと連絡があったのが一時間ほど前。事故現場は『あの』万事屋、目撃現場はそこから通り一本向こう。これは間違いないと見ていいだろう。
軽く聞き込みをすれば、すぐに白髪頭の浪人風体と長髪の優男が入っていったと言ううなぎ屋が知れた。
「土方さぁん、俺ァ気が進まねえんですがねイ」
「何がだよ」
「この分じゃ万事屋の旦那もしょっ引くことになりやすぜ。あんだけ世話ンなっといてそいつぁ義理を欠くってなもんで」
「あァン? だから桂見逃せってか? テメーも日和ったもんだな、あんだけ熱心に追っかけてたってのによ」
「そりゃそうでさァ、あいつにゃとっ捕まえて問い詰めてえことが山ほどある。それとこれとは別ってだけでさァ」
「分かんねえな」
「土方さん、アンタも気付いてるはずだ。旦那は攘夷浪士と繋がりがある。加担って訳じゃねえが、なんらかの縁がある。桂はもちろん、あの高杉ともだ。……旦那を敵に回すのは得策じゃぁありやせんぜ」
「…………」
「敵の敵は味方とはいきませんかねェイ?」
「いかねえよ、黙っとけ。俺らは俺らの職分を果たすだけだ」
肩をすくめる沖田を無視し、土方は店の主人を手帳と刀で黙らせ二階へ上がりこむ。裏口の類はない。窓から出なければ逃げられず、表には別の隊士が待機している。
座敷の襖に手を掛け、一つ呼吸をし……一気に開け放つ。
「御用改めである! 攘夷浪士桂小太郎、神妙に……!」
「お、旦那ァ。デートですかい?」
確かに、座敷には白髪頭の浪人風体と長髪の優男がいた。白髪頭はもちろん万事屋の主、坂田銀時。長髪は桂小太郎……の、はずである。
頭に猫耳生えてて、さらにちょうちょ結びのリボンが揺れてるけど。
「……デート……うん、デートね、確かにね……」
銀時は額を抑え、ぐったりと座卓に凭れ掛かっている。猫耳リボンの桂は、どこ吹く風といった顔でちびりちびりと酒を啜っていた。
「可愛いにゃんこさんですねィ。紹介してくだせえや」
「あー……うん、その、うちの下のスナックあるだろ。そこの天人の店員の親戚でさ……えーと……」
「ヅラメスだにゃー。お仕事お疲れさまだにゃー」
桂もといヅラメスが、招き猫のごとく両手を丸めて『にゃんにゃん』と顔の左右で揺らす。
「真選組の沖田といいやす。旦那にはお世話になってまして……」
「待てーー! 待て待て待てーーーー! 色々と、その、色んな部分で待てーーーーー!!!」
頭を下げだした沖田の言葉に割って入り、土方が怒声をあげた。おかしい、何もかもがおかしい。
「なんだヅラメスって! おめー桂だろ、桂小太郎だろ!」
「桂じゃにゃい、ヅラメスにゃ」
「そうですぜい、土方さん。桂にゃ猫耳なんか生えてませんぜ」
「あー……そうか、うん……そう、そうだよぉ、土方くん。彼女はな、最近地球に来たばっかりと言うことで俺がガイドをしてやっててだな……」
「うるせーー! 彼女じゃねえだろ、男だろ! なんだデートって気持ちわりぃ!」
「何言ってやがんでェ。ヅラメスって言うくらいだ、メスに決まってまさァ」
「そんじゃ、ロベルト・ゴメスも女か! 女なのか!」
「それにほら、この髪に結ばれたピンクのリボン。ピンクは女の子色ですぜ」
「着物は青だろうがよ! 青は男の子色だろうがよ! 第一、男物だしよ!」
「あーあ、これだからオッサンは。天人に地球の常識が通用すると思っていやがる。早いとこボケて引退しろい、土方」
「ピンクは女の子色なのも地球の常識じゃねえのかコラァ!」
「まったく芋侍は騒がしいにゃー」
「ほら、芋侍って言った! 今言った! 桂だろ、こいつ桂だろ!」
「土方さんの芋っぷりも宇宙規模とは、有名になったもんですねぃ」
「有名だにゃ。マヨの買いすぎで既に近くのディスカウントストアでは顔パス箱買い二割引だとか、秋葉原のコスプレ喫茶のウェイトレスに貢いでたとか、超有名だにゃ」
「宇宙規模なのか!? 特に後半、宇宙規模で知られてんのか!!?」
「え? 超有名じゃん。アイナのペンダント贈って突っ返されたとか、超有名じゃん、ねー?」
「ねー? アレ、自分がシロー・アマダのつもりだったんですぜィ。気持ち悪いったらねえや」
「ロミオとジュリエット気取りかにゃ。キモいにゃ」
桂……否、ヅラメスが、『にゃん』と丸めた手先で顔を洗う真似をする。
……可愛い……
土方はどちらかというとツインテール変形流れのウサ耳派だが、やはり猫耳は萌えの王道だ。思わずこう、萌魂にキュンとくる。
「土方ァ。写メらせて欲しいなら、そう言えばいいだろィ」
「なっ……! 誰がそんなこと言ってるんだよう、沖田先輩イィ! 第一、今日はデジカメも一眼レフの『イズミっち』も持ってきてないしィ! 初対面の猫耳っ子にそんな無礼頼めないでござるよぅ!」
「なんで写メって言ってるのに一眼レフの話になってんだよ。なんでそんな本格的に撮る気になってんだよ。あと、カメラに愛称つけんな、キモい」
「撮影はお断りだにゃ。何に使われるか分かったもんじゃないにゃ」
「残念だったなァ、土方ァ」
「あ、落ち込んだ」
がっくりと畳の上に崩れ落ちた土方を尻目に、沖田はそそくさと座卓の末席に着く。
「いやあ、桂の野郎を追ってきたんですがねぃ。まさか旦那のデート現場に遭遇しちまうたぁ、こりゃあとんだ野暮を働いちまったもんだ」
「いやー、大丈夫だよぉ総一郎くん。仕事熱心なのはいいことじゃないかあ」
「本当だにゃー。若いのに感心なことだにゃー。どうにゃ、一杯いかがかにゃ」
「おいおい、総一郎くんは職務中だぞう」
「なあに、一杯くらい構やしねえや。今日は近藤さんもいませんしねェ、のんびりしたもんで。有り難くいただきやす」
ヅラメスの酌を受け、沖田が猪口を一息で飲み干す。
「いい飲みっぷりだにゃ」
「あっはっは、今からそんなんじゃどんな飲兵衛になるか分かったもんじゃねえなあ」
「あはははは、よく言われまさァ」
「にゃっはっはっはっは」
「あっはっはっはっは」
「あははははははは」
うなぎ屋の二階になんともいえない白々しい空気が流れる。傍らには膝を抱えて畳に寝転がる真選組鬼の副長。シュール。
運ばれてきた白焼きをつつき合いながら銚子を二本三本と追加し、あっという間に場は出来上がっていた。畳の上で拗ねていた土方は、ドSコンビに押さえつけられぬる燗を一気に喉に流し込まれたせいで、完璧に潰れている。ちなみに、ヅラメスはそれをキャッキャキャッキャ手を叩いて笑いながら見ていた。
「てやんでィ、ほんとにやってらんねっすよ。何で俺がこんなマヨの下で使われにゃならねぇんでぃ。なにが新撰組の頭脳でェ。脳味噌までマヨで出来てるんですぜぃ、コイツ」
「はっはっは、なかなか辛辣なことを言う。面白い少年だ。あ、少年だにゃ」
「えー、でもとーしろーくんもそれなりに頑張ってるよう? まあ、ヘタレでオタクだけど」
「庇うこたありませんぜ、旦那ァ。こんなやつ、いなくなった方が世のためでさぁ」
くいっとさらにひとつ空ける。
「俺ぁね。てめぇの正しいと思ったことのために剣を振るいてぇんだ。そのために近藤さんに偉くなってもらいてぇ。それにゃこいつは邪魔なんすよ。こいつにゃ『先』が見えてねえ」
こつんと爪先で黒い頭を蹴る。
「近藤さんは何よりもてめえの仁義を、身に抱えたもんを大事にするお人だ。だから、人がつく。だったら、その隣りにいるやつぁ、近藤さんが見てねえもん見なきゃならねえんですよ。だってのに、こいつはそれが分かってねぇんだ。それこそ、伊東の方がいくらか……」
「沖田君、と言ったかにゃ?」
手酌で注ごうとした沖田の猪口に、ヅラメスの白い手がすっと覆いかぶさる。
「多くを求め過ぎだ。気持ちは分かるが」
視線を上げれば、こちらを見て婉然と微笑むヅラメスとうつむき加減で頭を掻く銀時がいた。
「……へえ、言い過ぎやした」
「素直だにゃあ」
「美人の言うことにゃ逆らえねえや」
くすりと笑った顔が、また美しかった。
「旦那ぁ。ヅラメスさんは旦那のいい人なんですかい?」
「いや、だから言ったでしょ? こいつは、下のホステスの親戚で……」
「好きなんですかい?」
「……大人はそう簡単にできてないのよ」
「そういうもんですかねぃ。俺にゃあよく分かんねえや」
よいせと掛け声つきであぐらを崩し、腰を上げた。
「旦那。俺ぁね、侍としてあんたみてえになりたいとも思うし、あんたみてえにだきゃぁなりたくねえとも思ってる」
「複雑な愛情だね、そりゃ。銀さん困っちゃう」
「今の世の中で剣を振るだけで守れるもんってな、そう多かねえんですよ。俺らぁ、身をもって知ってやす。だが、剣を振るしかできねえ。てめえの保身とちっせえ矜持。俺らの士道なんざ、このマヨが寝ながら書いた行儀見習いだ。田舎侍のやれるこた、それが限度でさぁ」
ぐいと潰れたままの土方の後ろ襟を掴む。
「だがね。旦那の剣、そりゃあもうちぃっと遠くまで届くでしょう」
「さあ、どうだろうね」
「届きますよ。でなきゃあ、俺が困る」
「なんでよ」
「俺ぁ、あんたより強くなるからですよ。だから、あんたにゃまだ強くいてもらわなきゃ困る」
沖田は土方を引きずったまま、襖をからりと空けた。
「すっかりお邪魔しやした。野暮天はこれでお暇しまさぁ」
「おーう。お仕事がんばってねー」
「飲酒運転は控えるんだにゃ」
「へぇへぇ。ああ、そういや旦那は今日が誕生日だそうで。調べさせてもらいやした」
「どこ調べれば、そういう情報出てくんの?」
「色々でさぁ。特にプレゼントなんざ用意してねえんですがね。今日の局長は朝から不在、副長もへべれけ、一番隊隊長もほろ酔いときてらぁ。真選組は開店休業とさせてもらいやす」
「おいこら、それでいいのか税金泥棒」
「かまやしやせんって。そんじゃ、ごゆっくり楽しんでくだせえ。ヅラメスさんも……次に会う時ゃ、よろしくお願いしやす」
「うむ。気をつけて帰るのにゃ」
沖田はぺこりと頭を下げると、退室していった。廊下を歩く足音、階段から何か重い物が落ちる『どががががががん!』という音。
……首の骨とか、折れてなきゃいいが。
ふう、とヅラメス、否、桂がため息をつき、猫耳カチューシゃと神楽に渡されたリボンを頭から外す。
「どうだ? うまく行っただろう?」
「行ってねーよ、バレバレだったよ! なんでそんなもん持ってるんだよ!」
「バイトのコスチュームのひとつに決まっているではないか」
猫耳キャバクラ『しっぽはダメにゃん☆』。
「……お前、それつけて客引きしてるの?」
「ああ、今日はエリザベスに変わってもらったがな」
なんか、色々とやばい気がする。
「しかし、うまく行ったものだ」
「いや、だからバレてたって……」
「バレててもうまく行ったのだから問題ない」
ほぼ空になった銚子の中を覗き込みながら桂が言う。
「分かってたわけ?」
「あの小僧か? あれは有望だ。小憎たらしいが、いい剣士に育つだろう。本当に貴様より強くなるかもしれん。その前に早死にしなければな」
銀時はまだ1/4ほど中身を残している手近な銚子を取り上げ、桂の猪口に酌をする。
「自らの切っ先が何を斬らんとしているか、それが分かっている者は大成する。……その価値をどう捉えるかは、また別の問題だが」
「そういうもんですかねえ。銀さん、そーゆーのからドロップアウトしちゃった人だからよく分かんねえや」
「分かっていたからこそ、落伍したのだろうよ」
かつん、と、銚子と猪口の縁同士がぶつかり合う。
「貴様の剣が何を斬ることになるのか、それが分かったからこそ剣を捨てた。違うか?」
「……そこまで分かってて、なんで剣を持てやら、志士になれやら言うかね」
「俺が斬らせぬからだ」
桂の酒で湿った唇が、わずかに引かれる。わずかな笑み。それが笑みであると分かるのは銀時くらいなものだ。だからこそ、桂は銀時の前ではそう笑う。
「お前の切っ先が変わったなら、俺が止めてやる。相討ちとなってでも」
「……リスクでかいので、お断りします」
はは、と、笑いともため息ともつかない息を吐いて、桂が杯を卓に置く。ほぼ同じタイミングで、廊下から『失礼します』と声がかけられる。
「うな重の松、大変お待たせいたしましたー」
銀時と桂が弾かれたように面を上げる。その目はまさに飢えた獣の目だった。
うんうまい、こりゃうまい。
犬の子のようにがっつくものではないぞ。ん、脂が乗っているな。
なにヅラくん、ウナギ余ってる? もたれるなら食べてあげるよ?
ヅラじゃない、桂だ。お楽しみにとっておいてあるのだ。ええい、箸を伸ばすな浅ましい。貴様こそ吸い物が残っているではないか。
いや、それはあとで残った飯にかけてひつまぶしっぽく、って、ああああー!
ん、よく出汁が取ってある
うわああああ、返せえええ、戻せえええええ!!
返せませんー、飲んじゃいましたー。吸い物一つで取り乱すな、大人気ない。もう三十路も近いと言うのに。
三十路も近いのに、人の吸い物勝手に飲むお前はどうなんですか!
一刻前に幼馴染の膝で泣きじゃくったのは大人気なくないのか。
ぎゃんぎゃんと喚きながら、銀時は四年ぶりの、桂は三年ぶりのうなぎを堪能した。
- at 10:31
- in 銀誕2007