2008年3月 1日
シミュレートの結果、引きこもりDVになった
銀さん浮気考をちまちま続けてたんですが、『もうやめて! 俺のライフはとっくにゼロよ! これ以上耐えられない!』と俺の中の銀さんが泣きを入れてきたので、この辺で勘弁しといたるわ。
銀さんは『基本自分大好きなくせにネガティブの原因を自分の中に求め、さらに自虐に行き詰ると周囲に当り散らす』というダメ男類の中でも極め付けにダメな特性を持っているので、あんまり追い詰めるとひどいことになる。
以下、脳内シミュレートの結果。
まあ、基本的にヅラは気にしない。別れ話を切り出すこともない。ただ、ぱったり連絡取れなくなるとか、万事屋にこなくなるとか、町でばったり会ってもその場でさようなら、とか、そんなもんで自然消滅狙うだろうと。逆に銀さんから事情説明入っても、『あ、分かってるんで。それじゃ』で終わらせる。
ただ、銀さんのへこみっぷりがな。
『ああ、俺なんてことしちゃったんだろう』
『またヅラを捨てた、また傷つけた』
『何で俺ってこうなの、何であいつのために何かしてやるってことが出来ないの』
『それで、今はこいつをなんとかしてやりたいって?』
『ヅラに何もしてやれなかった俺が、こいつに何をしてやれるって言うの』
『出来るわけないじゃん、俺に出来ることなんか何もないじゃん』
『だってヅラは俺が守りたいものを分かってくれた。一緒に守ってくれた』
『そのヅラを捨ててまで、俺が守りたいものって何』
『うわああ、もうやだ、もうやだあああああ』
基本、銀さんのトラウマは7割ヅラで出来てます。もう、床をのた打ち回って泣きじゃくってた。
なんかな、うちの銀さんの最大のトラウマは、自分がヅラに何もしてやれなかったことと、今も何もしてやれないってことみたい。紅桜の『俺を殺しておけば、アンタも桂もこんな目に合うことはなかった』が、一番グラスハートにぐっさり行ってるみたい。
だから、何も出来なくてもヅラの手を放せない。もう一度放したら、本当に何もかも終わってしまう。何もなくて、何も持てなくて、何かを大切だとも思えない、そんな自分に戻っちゃう。
友達なんかじゃなくて、仲間でもなくて、家族でもない。細くてそれでも強い絆だけしかなくて、それすら自分から手放してしまったら銀さんはどうなっちゃうんだと。あの、心の弱い男はどうなっちまうんだと。
つーことで、やっぱりうちの銀さんは浮気とか出来ません。自我崩壊するので。ほんとにハートの弱い男だな。
最近の銀→桂ソングはRADの『バイ・マイ・サイ』。うちの銀さんのヅラ好き好き病は、ひどい。
- at 13:45
- in 落描