2006年02月01日

『かしまし』で一番イライラするキャラは明日太です。[マンガ, 感想]

『かしまし』が織り成す倫理観の倒錯劇
 ……私が、明日太が気に食わない理由ってこれなんだろうなあ。
 一応、女性としての目から見ると、『こいつにとって、女というのは肉体だけの存在しないのか』と見えちゃんだよな。やす菜の男性版のごとく、男のころからはずむにほのかに思いを内包しつつ、女性となったことで箍が外れたってならともかく、男のころか完全に友人で、女になった途端ハァハァって。
 例えて言えば、ずっと仲がいい男友達だと思ってたら、ある日いきなり『やらせてくれ』と言われるようなもので、『勝手に欲情の対象にしないでくれ』とげんなりする。やりたいなら、前々からそれなりにしてくれればいいのに。
 段階として、明日太が女性としてのはずむを女性として尊重するとか、はずむが自分は女だと認識するような男性的な行動をするなどの、明日太とはずむの関係を『男と女』にさせる展開があった上で、明日太→はずむがあればいいんだけれど、飽くまで友達のまま、いきなり欲情してるので嫌だ。

 やおいや女体化ものを書く腐女子だからこそ、感じる違和感なのかもしれませんが。

投稿者 アミ : 22:07 | コメント (1)

2005年10月20日

ネギまと絶チル[ネギま, マンガ, 感想]

魔法先生ネギま! 12 (12) ただいま人気絶頂のネギま12巻。朝倉のレースクイーン姿がまぶしい。いい尻だ。でも、『レークー』って略し方はないと思う(カバー下より)。
 収録話の半分以上でアンケートトップをとったらしいのですが、コミックス全体の完成度としては11巻のほうが上だと思う。というか、11巻が神過ぎるのか。今回は、ほぼ全編バトルであたかも王道少年漫画のような巻。いや、テーマとしては王道少年漫画なんだけどさ、ネギま。
 バトルの合間合間にストーリーが進んでいくので、割りと集中力がいる。クウネルの正体を探りつつ、刹那の生い立ちを確認しつつ、千雨の感情の流れを追いつつ、クラスメイトの動きを楽しみつつ……
 この巻でほぼ全クラスメイトのキャラクターが確立したので、追いかけるほうも忙しない。その分楽しみもあるんだけど。連載で読むより、コミックスで読むほうが疲れるマンガってのも珍しいな(連載のときは、一週間かけて内容を確認できるので、忙しない内容でも追いついていける)。
 ということで、つい最近の話まで収録されているので、これを機にマガジンを読み始めましょう、皆さん。だって、そうでねーとついてけねーぞ、この情報量。

絶対可憐チルドレン 1 (1)絶対可憐チルドレン 2 (2) 二年以上の長きに渡り、椎名ファンと椎名先生自身を悶えさせていた作品『絶対可憐チルドレン』、堂々の二巻同時発売。すばらしい。ブラヴォ。
 前二作品が打ち切りだったせいか(でも、ジパングはそこそこ続いたし、それなりに受けたと思うんだけど)(主に腐女子層に)、初版部数が絞られてプチ難民が発生したようですが、無事増刷もかかったようで何より
 内容の完成度はすでに語り尽くされているのであまり多くは言いませんが、椎名作品特有の『少年誌らしかぬ女性優位な関係性』が、『わがまま小娘と人のいいお兄さん』という形で表現されているのがいいなあ、と。美神さんと横島の関係は、踏まれても踏まれても立ち上がってくる横島の生命力によって生臭さを回避してたのに対して、今回はチルドレンたちを年端も行かぬ少女にすることで生臭さを遠ざけている。年の割りに紫穂や葵は非常に生臭い反応をするのですが、それを補って余りある薫のキャラクター性(笑)。うまく配置されてるなあ。
 一巻が短期連載&読みきり分で、キャラクターや根本的テーマの紹介、二巻からが本連載分で、個々のキャラクター掘り下げと今後への地盤固めになってるのもいいですね。長く追っかけてるファンも、久しぶりに椎名高志の名を目にした読者も、どちらも取り込める形になっている。
 二巻収録分まではまだ『手堅くやりすぎている』感が否めなく、爆発力が感じられないのですが、連載のほうはいい感じにはっちゃけてきていて、このまま進めばサンデーの看板張れるのも遠くない感じ。アニメ化しようよアニメ化。土曜の夜七時くらいで。テレ朝あたりで。
 で、世間をちょろりと見る限り、キャラ人気順が『葵>紫穂>>(超えられないオヤジの壁)>>薫』と完全に出番に反比例しているのが面白い。私も葵派ですが。葵かわいいよ葵。嫁にこい。

投稿者 アミ : 10:01 | コメント (0)

2005年10月17日

査収だらけ[マンガ]

 本日は、魔法先生ネギま12巻ヴィンランドサガ2巻の発売日。明日は絶対可憐チルドレン1巻2巻の発売日なわけですが、どうやら絶チルはかなり配本少ないようなので、今日のうちに横浜オタショップ巡りで早売り探すか、ダメなら取り置き頼んだほうがいいかもしんない。一巻は読みきり版と短期集中連載版、二巻が本連載版らしいですよ、奥さん。実は読みきり版一回しか読んでないので、これはゲットしなくちゃだわ。

 尾玉なみえ二連発といい、今週は充実しているなあ。

投稿者 アミ : 18:25 | コメント (2)

2005年10月14日

ボンボン版『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 3巻[マンガ, 感想, 種死]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 3 (3) 種のころから、『アニメよりよっぽど内容が詰まってて面白い』と評判のボンボン版種死ですが、この巻は特に神がかって面白いので、アニメに不満な人はみんな見るといいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 以下ネタバレ感想。

投稿者 アミ : 00:20 | コメント (1)

2005年07月31日

三宅乱丈 秘密の新撰組 1巻[マンガ, 感想]

 秘密の新選組 1巻読了。
 近藤が悪戯で、新撰組の面子に怪しげな女性ホルモン活性薬を飲ませてしまい、おかげで巨乳化&一部の人は精神的に乙女化してしまうという、『なんだ、このむちゃくちゃな世界は……!』と三宅乱丈特有の置いてけぼり感が味わえる作品。
 なんか、もう、全体的にバカ。藤堂はきゅんきゅん☆( ゜∀゜)ノ!してるわ、原田はやけに色っぽいわ、土方はヒステリー&すぐ泣くわ(去年の大河思い出すわぁ)。三宅乱丈の女体は『肉感的なのに色っぽくない』のが特徴ですが、それがこっちの方向で生かされるとは。でも、原田は色っぽいんだよな。こういうところ書き分けできるのが上手いよな。
 まあ、全体的にお笑いノリなのですが……沖田のエピソードだけはキツイ。とゆーか、他がバカな分、余計辛い。『ペット』で、ハードできつい描写もいけることが分かった三宅乱丈ですが、ここまできつくなくていいだろ、と……痛々しいというか、なんと言うか……
 池田屋から始まるのですが、そこからの新撰組崩壊へのくだりを史実絡めながらやっていく感じなので、基本はお笑いしつつも、きつめの展開も待ってるんだろうなー、と思います。多分、藤堂脱走の理由は失恋だな。

 とりあえず、原田姉御は萌えだ。アレは萌えだ。あと、山南さんの女装姿も好きです。徒っぽくていい。

投稿者 アミ : 22:31 | コメント (2)

2005年07月23日

ヒラコーの『進め以下略』、ついに単行本化[マンガ]

 そのタイトル、名づけて『略。』CAXの日記より)

 ……それは……タイトルか?
 あまりに素敵すぎて頭抱えちゃうぜ。買いますが。いっそのこと、二冊買いますが。
 ある意味、こっちこそ真の『げんしけん』だよなあ、と思ったり。俺もこんな仲間が欲しい。

投稿者 アミ : 04:04 | コメント (0)

2005年07月21日

広江礼威 ブラック・ラグーン 4巻[マンガ, 感想]

ブラック・ラグーン 4 (4)
 ブラック・ラグーン4巻査収。ですだよ姉ちゃん好きなのに、戦闘シーンが3巻の一回しかなくて残念。せっかく表紙なのに。紐ぱんがいいんだ、紐ぱんが。
 4巻の中心となる日本編は、妙に性格が丸くなったレヴィのチェック柄ミニスカ&黒タイツとカタコト日本語のバラライカ姉さんが萌えポイントですか。いや、もちろんそれ以外にも燃えポイントあるんだけど。つーか、ヤクザの仁義は燃えるね。任侠は燃えるね。チンピラじゃダメだね、やっぱ任侠だね。燃え燃え。
 でも一番萌えなのは、巻末のロックだよねー。ぶるんぶるん。

 しかし、サンデーGXはイカス雑誌だな!!(アスまんが劇場さん 7/20分参照)
 この、メジャーになりきれないマイナー感と言うか、程よくマイナーなメジャースタンスというか、そういう中途半端さ故のフットワークの軽さがサンデーGXのいいところだと思うんだけど、どうだろうか。
 つうか、百合かよ! 百合なのかよ!! 白泉社かよ! レヴィ可愛すぎだよ! バラライカがツンデレっぽくてグッドだよ! ロベルダは出るのかよ! やっべー、広江礼威やっべー。

投稿者 アミ : 01:28 | コメント (0)

2005年06月23日

木尾士目 げんしけん 6巻(特装版)[マンガ, 感想]

げんしけん(6) 特装版げんしけん 6 (6)

 夜勤明け、眠くて本屋に寄らず、そのまま帰って仮眠とってたら、とらから届きました。仕事はえーじゃねーか。
 今回はげんしけん第二期に続く準備段階的な巻という感じ。故に、キャラ萌え的な要素も多く詰まってて、いい感じw ちょっと細かくレビューしていこうかと。
 それにしてもアレか、帯の『講談社漫画賞落選!』『東大に入るより、こんなサークルに入ったほうが楽しいよ!』は、講談社漫画賞持ってかれた『ドラゴン桜』に対する皮肉かwwww

■表紙&裏表紙
 特装版はスク水オギー、通常版は蓮子たん制服オギー。……正直、制服のほうが萌え度高いんですが……(スク水はやりすぎ)。しかし、つるんでぺたんですなあ、オギーは。
 裏表紙は蓮子たんですが、特装版のほうがイラストが大きくなってるようです。蓮子たん萌えだから得した(´∀`)。あと帯の下の! ろーれぐぱんつ! ろーれぐぱんつ!!
■中表紙
 割と普通のかっこのオギーさん。こういうかっこだと、筆頭もおかしくないなあ。
■31話『かしまし娘+1』
 オタク的論争をするオギーと大野さん。あー、あるあるある……
 『私にできないロリキャラをここぞとばかりに』 ……しかたないべ、その乳じゃ……
 咲ちゃんの巧みな話術に翻弄されるオギー。ダメだな、田舎っ子は。騙されやすくて。あれよあれよと脱がされる羽目に陥ってしまうオギーがエロス。
 蓮子たんオギー&KOS-MOS大野さん。相変わらず大野さんの乳は凶器や。豊満や。
 この話のメインはやはり、ラスト3ページ前の満面の笑みの大野さんとちょっと微妙な表情のオギーでしょうか。オタクである自らをおおらかに受け入れエンジョイしまくる幸せそうな大野さん、それを認めきれないオギー。大野さんとオギーのこういう対比描写は今後の中心的話題となりそうなので、細かく追っていきたいですね。
■31話・その後
 田中アイが、冗談抜きでほんとっぽいのが怖い。
■32話『フタリノセカイ』
 ……アフタで読んで泣き、単行本でもやはり泣き……。もはや伝説の域まで達した『オタクと一般人のラブストーリー』。電車男よりこれを読んで泣け。
 班目にとって『好きだけれども別の星の人』故に『好きでも諦めがついてた』咲ちゃんが、本当は別の星の人じゃなく、身近にいる可愛い女の子だったことが分かってしまう話。これで斑目の属性が『片思い』から『悲恋』にステップアップされたのことよ。
 『いやもう本当、いっそのこと、別の星の人でいてほしかった』 このセリフ辺りから鼻の奥がつーんとしてきて、ラストにかけて涙どばー。本当に、心の底からの本音であろうことが、より悲しい。
 ラストの目を閉じる班目を、『それでも諦めた』と取るか、『覚悟を決めた』と取るかで話全体の受け取り方が違うと思います。私は後者かな……
■32話・その後
 ベーコン、おいしそうだな……
■33話『変・身!!!!』
 エプロンしてガンプラ作る大野さんがきゃわゆい。久々に普通に可愛い大野さんのカットかと。
 『ロリ』『おでこ』『ツンデレ』 一応、蓮子たんの属性なわけねw
 素直じゃないオギーを弄ぶ大野さん。ああ、黒い、黒いよ大野さん(笑)。そして艶っぽいよ。Sだな、この人。弄ばれるオギーもMだな。
 オギー田舎っ子バージョン。ああ、ダサっ子……東北弁……田舎っ子……萌え(そっち属性があるらしい)。この、どーにも中途半端なスカート丈がまた。
 プンスカしつつも着々と攻略するオギー。というか、この買い方はコミフェス二回目の子の買い方じゃない。プロの買い方だ。地元の即売会では、かなり鳴らした口だと見た。東北・北陸地方で頻繁に即売会が行われてるのって、仙台か金沢くらいしか思い浮かばんのだが……
 前回のコミフェスで、大手とつながりが出来たらしい笹原。これが今後の複線となってくるかどうか。
 誘い受け全開オギー。……だから、だからそういうところが弄ばれるところなんだと……かわいいよオギーかわいいよ。
 そしてやはり、『楽しそうな輪』に加われない自分を自覚してしまうオギー。自分で自分を認めない限り、その輪に本当に加わることは出来ないのだ、と、彼女が本当に気付くのはいつの日か。
 ばいんばいん大野さん。……横に、横に揺れた……!
 カバンぶちまけ。コミケ三大悪夢の中でも1、2を争う悪夢を二回目にして経験してしまった彼女が哀れです。基本的にロイエドっぽいが、34話を見たあとではエドロイにも見える。どっちだ。少なくとも彼女の趣味なら、エドよりもロイのほうが受け度高いはずだ。
 逃亡オギー。本当に自爆娘でもう……萌え(笑)。
■33話・その後
 グフ七体目。他ってなんだよ、ドムかやっぱり。
 周囲はどうあっても、笹原とオギーをくっつけたいようです。
■34話『妄想特急大暴走~レールはいつでも平行線~』
 腐女子受けが非常によろしかったであろう回w しかし、ここまで見事に腐女子の思考がトレースされてるマンガははじめて見たかもしれない。腐女子本人が書いたものは、逆に自虐的バイアスがかかって、変にゆがむんですよね。で、それを見た男子が描くものはさらに歪む、と。腐女子の感性は、純粋に感覚的なものなので、言葉では説明し切れないのです。考えるな、感じろ。の世界です。
 冒頭の班目はそれだけで、『痩せぎすリーマン萌え』属性がある人にはたまらんカット。エロい、エロいぞ班目。
 『ネクタイなんか田中が作ったやつだもん』 『王様の仕立て屋』6巻を読んだあとだと、そうであってもおかしくなく思えるぜ。
 ネクタイ引っ張りシチュエーションは、腐女子萌えツボとしてかなり一般的なものなので、男子の皆様は気をつけましょう。妄想されます。
 コミフェスサークル参加を決めたオギー。今からハレガン参入は厳しいと思うが、まあ好きなものを書くがいいさ……
 『私には無理だ、逃げらんね……』 オギーの心の決着は、半年後に引き伸ばされる様子。それまで煩悶するオギーに悶えまくれ、ということですかw
 『間違いなく、班目先輩が受けだよね』 俺も俺も(´ー`)ノシ
 エロいよー、オギーの妄想エロいよーw
 オギー、画力上がってる。上手いじゃん……でも、私的に笹原は犬系攻めかな。班目が流され受けってのは同意だけどな。
 誤解する(もしくは、見抜く)咲ちゃん。しかしアレで笹原と見抜くってことは、彼女の二次元視力も上がってきてるな。そろそろ中学生キャラと小学生キャラの見分けもつくようになってきたに違いあるまい。
 ウキウキ咲ちゃんと否定するオギー。まあ、今のところ、本当にオギーに恋愛感情はないんでしょうが。咲ちゃんの眼力は3年見通すからなあ……
 『笹原さんと斑目さんでホモネタを想像してました』 ……そこまでぶっちゃけなくても。『笹原さんをモデルにマンガの練習してました』でいいじゃないか。
 班目美形だな、おい。しかし、これで斑目と分かる咲ちゃんにとっても、班目はそれほど印象悪くないらしい。すくなくとも、外見的にキモいとは思ってないのであろう。服を買った回でも好印象だったしなあ……ハードルが低くなってきている。うむ。
 『いっそからますか?』 別の意味で誤解されるに500円。
 理解はあるが趣味が合わない大野さん。私もどちらかといえば、属性的にはオギー側の人間です。
■34話・その後
 フツーの方に不快感を与えぬよう、名前が伏せられているのだろうが、それが逆に妄想力を刺激する『いろはごっこ』状態再び! ……魔王 *1 は高坂だな。間違いない。
■35話『ふとんがふっとん……』
 扉絵のパジャマ大野さん。ナンダコレハ! 田中か! 田中の部屋か!! 視線の先は田中か! 死ね田中!!!
 笹原妹、どんどん可愛くなるなあ……キャラ的には、まだアレだけど。
 マンガの描き方読みながらオタクを否定するオギー。ううーん、アンビバレンツがw
 フワフワしつつも、本心はかなりマジであることが丁寧に描かれる笹原妹。本当にこういう描写にかけちゃ、木尾の手腕はすごい。咲ちゃんへの電話のセリフは、ギャル言葉ではあるものの内容的には受験生の不安な心情をかなりしっかり描いている。上手いなあ、本当に。
 結局専門学校生かよw
■35話・その後
 本当に、何をそんなにやり取りしているのか……
■36話『卒業症候群』
 扉絵の笹原妹が美少女だ……
 少しずつさびしくなる現視研を、大野さんの微妙な表情を通して丁寧に描く前半。……さびしいよなあ、大野さん。大野さんが本性全開でアレだけ楽しそうにおたくライフを過ごせたのは、咲ちゃんまで含めた現視研メンバーのおかげなわけで、そういう意味での大野さんの現視研に対する思い入れがものすごく強いものだったのでしょう。好きな人もできて、親友(と呼んでも差し支えあるまい)も出来て、その場所が少しずつ自分から離れていくのがさびしくてたまらない。
 がんばれ、大野さん。
 久々のくじアン。副会長の結婚式。……セリフも無しで、ここまでよくキャラ性を表現しきったものだよなあ。会長が副会長を大切に思う気持ち。副会長が会長を大切に思う気持ち。そして、子供っぽく素直ではないけれど、アレックスが副会長を大切に思う気持ち。……いいシーンだ。これだけで泣ける。
 家庭に入る北川さん。……なんだとー! まあ、その……お幸せに。くそ、ヤリヤリなんだろうな、今頃……
 高坂との将来を考える咲ちゃん。……こいつと結婚は、やめといたほうがいい気もするけどなあ。でも、32話扉絵を見る限りじゃ、ものすごくラブラブだしなあ、この二人。どうなるんでしょ。
 いつでもどこでもヲタ話。ああ、ステキなボンクラライフ。ねー、おたくってどこでもおたく話するのよねー。どうしようもないよねー。……リアルやわぁ。
 大学のすぐ近くに就職する班目。鳥坂さん化が進んできましたよ(笑)。これで咲ちゃんとの間も繋がったわけで、まだまだどう転がるか分かりませんな。
 大野さん会長就任。オギーとの確執がどうなるか、さらに見ものです(笑)。
■36話・その後
 クッチー影うっすー……もっと内面が描かれればいいキャラだと思うんですが。久我山並みにはじけるの遅そうなキャラだ。
■書き下ろし(撮り下ろし?)&おまけまんが これだけのために忍先生フィギュア作ったのか、と思うと、木尾さんのサービス精神には、ほんと、頭が下がる……お疲れ様でした。
 カバー下には、大野さん&咲ちゃんフィギュアがw

 長くなりすぎたので、同人誌の感想は続きで。


*1 : 最近出来た言葉で、『801的に最強のキャラ』を刺す。『801的に最強ってなんだ』という時点から理解できない人は、理解しなくていい言葉。

投稿者 アミ : 14:37 | コメント (0)

絶チル来たれり[マンガ]

>当初の予定より遅れたものの、念願の企画「絶対可憐チルドレン」いよいよ解禁です。週刊少年サンデー33号から連載スタートします。

 イエェッフウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
 短期連載時の切抜きを未だに読み返すほど愛する『絶対可憐チルドレン』がとうとう本格連載開始ですよフゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーー!!!! (しかし、ハイテンションを表現=レイザーラモン調もすっかり定着した表現方法だな)
 これでまだ久米田がサンデーにいたら購入再開してもよかったんだけど、今はマガジン買っちゃってるからな……エアギアが意外に面白いです。それ以外は、ネギまと久米田とスクランしか読んでないが。
 とりあえず、初回立ち読みして購入するかどうか決めるか。ハヤテもあるし。

 しかし、コミックス買ってる作品は一番多いのに、ジャンプを買う気にはさっぱりならないのは何故なんだろう。

投稿者 アミ : 04:22 | コメント (0)

2005年06月13日

魔夜峰央 パタリロ源氏物語 2巻[マンガ, 感想]

パタリロ源氏物語! 2 (2) 本当になんつーか、どこまでも手堅く熟練していて面白い。停滞気味な本編(パタリロ!)と比べてものすごく生き生きしてるし。
 源氏物語は平安時代の恋愛的テキストでもあり、政治的テキストでもあるわけですが、他方向から平安時代の風俗、政治形態を独自に考察し、さらに流行(からは一歩遅れているが、その分、読者に周知されている要素)の陰陽道テイストを加えて、源氏物語の政治的テキストを解釈している点は純粋に面白いと思う。元祖薀蓄マンガ家の魔夜峰央の手腕が冴え渡っている。
 恋愛的テキスト部分も、湿っぽくなりすぎず、かといってあっさりとなりすぎず、往年の『パタリロ!』の名恋愛エピソードを思わせるような『程よいロマンス感』がいい。出来れば、この恋愛部分が政治部分ともっと絡んでくれるといいんだけど、それはようやく若紫が登場した3巻以降のお楽しみかね(言うまでもなく、若紫はあの人だし)。
 個人的には、源氏物語でもかなり好きな登場人物である夕顔のエピソードがあっさりやられすぎたってのが残念なんですが、仕方あるまいて。六条御息所は、しっかり描かれるっぽいし。

 キャラクター的にもバランス取れてきたな、と言う感じ。
 パタリロ西遊記のころも面白かったんだけど、『バンコラン出番少なさ過ぎ』『ヒューイットはもっと少な過ぎ』『マライヒキャラ違うし』『オリジナルキャラもいいキャラだし、面白いからいいんだけど!』と、旧来のパタリロファンにはちょっと残念なところが多かったわけですが、その点を活かしてか、バンコラン出ずっぱりだわ、序盤からエトランジュ出してくるわ、ヒューイットもしっかり出番あるわ、さらにパタリロを一歩引かせた位置に配置することで、『パタリロらしいが、源氏物語らしい』バランスがしっかり守られてて、パタリロファンにも源氏物語ファンにも非常にいい感じで配置されている。
 さらに2巻になって、ヒューイットのロリコン属性やマライヒも出てきて、今後が楽しみになってきた(玉鬘のエピソードの使い方は上手いな)。

 つうことで、地味に楽しみに読んでます。早く3巻でないかなー。
 って、今、メロディじゃパタリロ西遊記やってるのかよ!! アニメ化したからって、珍しく商売っ気出しやがって!!
 まあ、いいんだけど。どっちも好きだから。

投稿者 アミ : 21:03 | コメント (0)

2005年05月25日

広江礼威 『翡翠峡奇譚』 1巻[マンガ, 感想]

翡翠狭奇譚 1 (1)
 広江礼威のデビュー作にあたる、はず。11年ぶりの復刊。
 まあ、11年ぶりだけあって、今の美麗絵とは比ぶるもない絵なのですが、端々に『あー、広江礼威だなー』という描写があるので、『広江礼威の歴史を抑えておきたい』ファンにはオススメ。
 11年前にしても絵が古すぎるんじゃないか、とか、『SHOCK UP!』と差がありすぎじゃないか、とか、いろいろ楽しめるでつよ。
 あと、広江礼威お得意の『やたらめったら業の深い女』が思う存分出ているので、そこもファンにとっては楽しいところ。巻末に結構豪華面子なゲストページがあるのですが、やっぱりみんな『やたらめったら業の深い女』が好きなんだな!(笑)

 一番の見所は巻末おまけページ。俺的にはこれだけでも買った価値あり。あえてネタバレはしない(はてなで感想巡ると、普通に出てるけど)。
 地味に、他人の絵真似るの上手いよね、広江礼威。

投稿者 アミ : 00:09 | コメント (0)

2005年05月22日

魔法先生ネギま! 95時間目 『闘魂伝承と新型兵器』[ネギま, マンガ, 感想]

 バトル&お色気。うむ、正しいネギまの形だ(笑)。

・たつみー、コートの下はあの すごい 仕事服だった様子。
・微妙にくーふぇがはいてないに見えるよう。
・うわー。くふぇすげーくーふぇすげー。もうそればっか。
・たつみーを捕らえ、引き寄せて、至近距離からの攻撃を硬気功で堪え、カウンターを入れる。くーふぇが七巻で言ってた『カウンターこそ中国拳法の得意』ですな。肉を切らせて骨を断つ戦法。
・しかし、それは全て超の計略だったのだー。エー(´・ω・`) と、なってしまいそうなところを、『今の試合、それなりに本気だったよ』というたつみーのセリフで救われました。あれだけ燃えたくーふぇの試合が全部いかさまじゃ、くーふぇファンが怒るよなあ(俺だけどな!)。
・『ネギ坊主のおかげみたいなモノアルしね』 ……ぬう。できれば、くーふぇには色恋沙汰に関わってほしくなかったのだが……
・一般人役を一手に引き受けるちうちう。大変だな、ちうちう……
・うーん、この空回りっぷり。いいんちょと被るよなあ……ここまで被るのはどうなんだろうなあ……
・ロボット兵器、再び登場。そうですか、茶々丸の弟ですか。……納得してる観客がすげえw
・『おにぇっ お姉様ーーー!』 やばい、愛衣萌えるw
・タカミチvs小太郎。タカミチのは、超高速技とか言うのより、超強力な魔法障壁みたいなものなのかなー。テリトリー型の魔法を展開しているとか。違うかな。
・『実際、気合で治せるケガかと』 治るんだ……
・『いえっ 私あの 高畑先生を応援します!』 でも、なんだかんだってネギ応援しちゃうんだぜ、明日菜さんってば。
・『お姉様ーー!? 死んじゃダメーッ』 ああ、愛衣可愛いなあw
・いい感じに脱がされる高音さん。結構いい乳してるんですね。
・それよりも、高音さんが使った魔法が気になったり。84時間目で戒めの風矢を放ったのはおそらく高音さんですし、これも腕に巻きつく動きからして風系の魔法だと思うんですが。攻撃魔法ではかなり難易度が低いであろう魔法の射手ではなく、違う魔法を無詠唱で発動させたってのは、結構すごいことだと思うのですが。
・『お姉しゃま…』 カクカクカク 愛衣がんばれ超がんばれ。
・『もうお嫁にいけないーっ』 きっと愛衣がもらってくれると思います。愛衣×高音推奨。

 来週は、タカミチVSネギですなー。タカミチが強いというのは前から出てましたが、実践での強さが出るのは初めてなので楽しみです。なんか反則気味な技とか使いそうな気がしますw

投稿者 アミ : 21:53 | コメント (0)

2005年05月13日

さよなら絶望先生 第三話 『トンネルを抜けると白かった』[マンガ, 久米田, 感想]

・いきなり電車に飛び込もうとしている糸色先生。……時期的にヤバいんじゃないかな……
・マガジンという土壌に合わせてか、表情の書き方が変わったなあ。大分生っぽい顔を描くようになった。色っぽくて好きですけれどね。糸色先生、エロイ。
・『レンタンカー』 ……こっち方面の黒さが!!
・『AI 止まる』 止めるな止めるな。
・『ライフドア銀行』 ……やだ、そんなすぐどっかに売られそうな銀行。
・『とても生徒の心配をしている余裕なんてないんですよ』 教師の言うことか、それが。
・『小森』 引き篭もりだから小森か。じゃあ、下の名前は『ヒカル』だな。
・小森ちゃん、かわいい……普通に……やっぱり、表情の書き方が色っぽくなったなあ……
・『死にたくなったら、まず先生に言いなさい』 絶対、糸色先生エロイって。受けだって(うるさいよ)。
・デスノート。
・『なぐらない 山下(真)』 反省文か?(笑)

 全開とは多少趣が違いますし、ネタも弱めですが、第二回ならこんな感じでしょうか。でも、おそらく読者が望んでるのは第二話的なノリなので、そこら辺よろしくおねがいします(笑)。

投稿者 アミ : 03:06 | コメント (0)

魔法先生ネギま! 94時間目 『激戦! 龍宮VS古韮!!』[ネギま, マンガ, 感想]

 燃えバトル展開キタ―――(゚∀゚)――――!!
 ええ、修学旅行編読んで手に汗握ったたちなので、ネギまのバトル好きなのですよ。燃えるぜ。

・愛衣に小太郎フラグが!
・扉絵、いいですね。ネギとくーふぇの師弟関係がうまく出てる。
・スーツ姿の楓さんカッコイイ。そして最強。
・『うむ、無理ネ』 可愛いよくーふぇ可愛いよ(笑)。
・一人娘ってことは、一応、親いるのかたつみー。
・真面目な顔するときは、真面目な顔するんだよね、くーふぇ……
・燃える! 燃える! 超燃える!! 小学生がドラゴンボール読む目になってるよ、私。
・クーフェが銭投げを避けつつたつみーに迫っていく流れは、コマの視線誘導がすごくうまいと思った。故に燃える。
・二人とも、ぞろぺえ服着てるのですが、クーフェの服だけがひらひらと動いて、たつみーに最低限の動きしか与えないのが、実力差をよく表現している。
・たつみーの魔眼発動。怖いよ、たつみー……
・ネギの声で復活するくーふぇ。……でら燃える。くーふぇとネギは独特の師弟の情で結ばれてるのがいいですね。師というには子供っぽいキャラなくーふぇが、きっちり『師匠』なのがいい。
・こういう布とか使ったバトル大好き(笑)

 さーて、来週が楽しみでございます! 燃えを! もっと燃えを!!

投稿者 アミ : 02:52 | コメント (0)

2005年05月06日

ピヨ彦は難しいところだと思う[マンガ, 日記]

 友人とメッセで、『西野処女喪失』→『真中コロヌ』→『真中が童貞捨てたなんて生意気』→『そういや、ルフィって童貞かなあ?』という話題の流れより、『ジャンプの主人公で、童貞なヤツと童貞じゃないヤツ品評会』に入る。

・ルフィは童貞と判断していいと思う。
・ゾロはともかく、サンジには素人童貞の疑いがある。
・ウソップは意外とちゃんと済ませてそう。
・ナルトは鉄板童貞。
・テニプリの登場人物は、年齢から考えると少なくとも七割、多くて九割が童貞だと思うと、非常に滑稽だ。
・アレンはぜってえ加藤鷹バリの指テクとか持ってるよ。マダムひぃひぃ言わせてたりしたよ、絶対。
・月は非童貞鉄板だけれども、意外とミサミサにペニバンで掘らせてたりするんじゃないかと=月は変態性欲者説。

 こういうこと話してるときが一番楽しいわあ……
 まあ、アレだよね、童貞率の高さでいったら、サンデー>ジャンプ>マガジンだよね。サンデーの主人公でヤリチンって言ったら、改蔵くらいしか思い浮かばないわ。

投稿者 アミ : 18:33 | コメント (0)

2005年04月30日

さすがだ黒男先生[マンガ, 日記]

 メスって怖い……

 『皇国の守護者』9巻買ってくるついでに、ブラック・ジャックマガジンを買ってきました。あと、エマ小説版とアワーズも。
 いや、葉月京のキリコが可愛くてな……萌えキリコだ、あれは。あと、ピノコがどれも可愛い。萌え。
 アワーズはリニューアルということで、なんとなく買ってみようかなー、と。今、漫画誌何も買ってないんで、一冊くらい買おうかと。アーカードがヒゲから戻ってて、嬉しいやら寂しいやらなんやら。ごめん、私、ヒゲのアーカードも好きだったみたい。乙女心は複雑です。『朝霧の巫女』は、少し見てなかった間に絵荒れがすごいな……『アニメがお仕事!』はようやく鬱展開から復活の兆し。二太復活の兆しは遠いが。大丈夫かアイツ……

 それではこれから『皇国の守護者』を読んで戦争に浸ってから、『エマ』小説版読んでヴィクトリアーンに浸ります。
 冴香たんは、平野耕太バージョンが好きです。若ウォルター似だけど。

投稿者 アミ : 17:40 | コメント (0)

2005年04月29日

魔王のコミックスが集まりません[マンガ]

 大体、上位五位には全て同意(ゾンパ以外)。
 あー、武装錬金終わっちゃったー……コミックス派なので、まだ読んでませんが。
 ここ数年のジャンプは『確かにはば広く人気は取れないだろうが、これを切ってはダメだろう!』というマンガから終わらせるからいやだ。せめて、幕張を大らかに受け入れていた頃に戻ってほしい。あのころの打ち切り基準は、まだまともだったと思うんだけどなあ……

投稿者 アミ : 12:12 | コメント (0)

2005年04月28日

黒歴史だ、マジモンの黒歴史だ[アニメ, ニュース, マンガ]

ヘルシングが原作版でアニメ化するヨ!
MOON PHASE速報 4/27と、夜鯖の無職な日々参照)

 原作版て。原作版て。
 じゃあ、前のアニメはなんだったのよーーう! スピンアウトってやつか(違う)。
 まあ、原作者ファン共に望む最高の声優揃えておきながら、原作者からシカトされたアニメなんかどうでもええわ。こんどこそ、まともなアニメ化を希望です。脚本黒田ってのが気になるが。

 中田譲治のイメージが、アーカード→ギロロ→伯爵と変遷している件について。
 まあ、アーカードも伯爵といえば伯爵だけれども。今、ヒゲだし。

 そういえば、ヒラコーのサイト、どこ行っちゃったんだろうなー……誰か知ってたら、メルフォからこっそり教えてくれ。

投稿者 アミ : 09:59 | コメント (0)

2005年04月21日

くめたん[マンガ]

それでも久米田なら…久米田ならきっと何とかしてくれる…ヤマカム)

 いまのマガジンの腐女子率を見ると、絶望先生受けとか流行りそうな雰囲気だと思った。
 それはそうと、これでネギまと久米田先生という二大柱ができたので、マガジンを毎週買うフラグが立ったわけです。やったー。

投稿者 アミ : 08:12 | コメント (0)

2005年04月20日

査収モノ[マンガ, 感想]

倉田英之+OKAMA 『CLOTH ROAD-クロスロオド-』2巻
上北ふたご 『映画 ふたりはプリキュア MaxHeart』

 とりあえず査収。
 『CLOTH ROAD』は、相変わらずインチキバトルとOKAMA氏の繊細なタッチがイイ感じに融合していて気持ちいい。性悪というか謎が多いというか、味のある性格付けのウォーキングクロゼットのポシェットたんもイイ感じ(本当に歩くとは思わなかったが)。
 1巻ラストで出てきた百合姉妹とのバトルが中心でしたが、美々介さんはまた出てくるんでしょうか(好きなのよ)。

投稿者 アミ : 21:04 | コメント (0)