2007年04月04日

プチ感想 説二十二〜二十四

 説二十二。
説二十二

 初めて妖奇士を見たのがこの回。で、ドはまり。全話見た今も、一番好きな話です。
 ポップかつ重厚なファンタジー時代劇。考証に支えられた江戸薀蓄。奇士たちの擬似家族関係、アトルの厭世観。ライトとヘビーが両立する世界。妖奇士の魅力が凝縮されてると思うんだよなー。
 お頭は策を講じるわ、宰蔵はヌレスケだわ、江戸元は飲んだくれの食いしん坊で生足だわ、アビちゃんはドジっ子だわ、アトルは中二病だわ、狂斎は空気読めねえわ、馬七は説教屋だわ、往さんは……この回だけじゃ、あんなにダメな人だとは思えなかったけど。普通にカッコイイよね、この回の往さん。ご、強姦魔のくせに! 中年ニートのくせに!
 全部のシーンが好きなので、一つ一つ語るとすごく長くなるのですが、あえて言うなら、この回は江戸元のうなじがすげーエロいと思います。すんげー襟元空いてんのな。花魁並みですよ。
 あと、ところてん売ってるときの三木の演技がすげー好き。ころころ表情が変わる感じがいい。
 この時のイメージが強くて、私の中の江戸元はいつもケラケラ笑ってる感じです。


 説二十三。
説二十三

 アトルさん中二病全開。
 『そいつを斬れ!』は『お前も死ね!』に匹敵するスパルタンセリフだ……無茶だ、無茶だよアトルさん! 中二病もここまでくると、マジものだよ! そりゃ、こんな子見てたら中年ニートだって『あ、まだ俺大丈夫かも』って思うよ!!
 キャット空中二回転かました江戸元は何者なんでしょうか。二話前では、常人並みの跳躍力だったはずです。

 説二十四。
説二十四

「往さん、苦しいかい……? 大丈夫、儂が戻してやる……あんたを竜になんかさせるものか……あんたを連れて行かせるものか!」
 今見ると、ラストのあれは往元がイチャこいてるようにしか見えない。きっと、後ろの負け犬二人組がぼーっと突っ立ってのは、イチャコキオーラに当てられてたんだわ! まあ、いやらしい! 不潔!
 ……ほんとに、突っ立ってないで、止めたりとかしなさいよ、アビちゃんは……狂斎は仕方ないにしても……

『どうして私が分からなければならない……』
 い、いたたたたた……痛い痛い、中二病だった昔の自分のハートに痛い……! 定番セリフやないですか、中二病っ子定番セリフやないですか!! アトルさん、アイデンティティが中二病ってのがすごいキャラクターだ……
 ……なんかもー、おっさん巫女のキモさがすご過ぎてなー……私が花井さんでも、そりゃ思わず撃っちゃうわよ。キモい、キモいよ!
 ラベルチェッカーといい、モビルトレースシステムといい、常に戦隊並びといい、本当に西の者は面白いなあ。打ち切りにさえならなければ、第3クール最大のギャグキャラとして活躍してくれたに違いあるまい。
 神性が地に下りる=受肉するのに、怪獣をよりしろにするってのは、私的にはバスタードを思い出すんですけど。アンスラサクス。ハンパに目覚めて大暴れするってのも似ている。

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