2007年06月21日
ぼんやり
作業中は、ニコ動から拾ってきたアニソン連続再生とかして気を紛らわせてるのですが、やっぱり、あやしのOPいきものがかり、EDポルノって布陣は微妙に失敗してるよなあ……
私的には、錦織色強めでいくなら、FLOW、ハイカラ、ウーバーワールドとかのアニソンロック布陣のほうがよかったなあ……二期EDも、いっそキャラソン持ち回りさせるとかだな。
會川or竹P色強めでいくなら、もうちょっとメジャー志向でいくか、せめてOPポルノ、EDいきものがかりと逆で行くか。電気グルーヴとか
コードギアスの第1クール布陣は完璧だなあ。その分、第二クール布陣が大失敗だけど。モザイクカケラは、それこそあやしにまわしたほうが輝いたんじゃなかろうか……
あと、やっぱり往さん中心のウルトラマンor昭和仮面ライダー路線だけでは限界があったんじゃなかろうか、とか。
ウルトラマンも昭和仮面ライダーも、『完璧な人間』が『異形の者』の要素を植えつけられ、『異形の者』を排除していく話ですけど(本郷猛もハヤタ隊員も超エリート)、往さんの場合、まず基本の人間部分が揺らぎまくりなので、足場が固まっておらず、人間vs半異形vs異形という三すくみが成り立っていない。
まあ、全体を通してみると、第2クール後半の上野編、七夕編(あと多分印旛沼編)で往さんが半異形としての自分を完全に受け入れた上で、第3クール以降の西の人レギュラー化&元閥伏線回収の流れで人vs妖vs神、もしくは、個人vs世間vs世界の構図に持って行くつもりだったと思うので、いいっちゃいいんですけど、なまじっか半分で終わっちゃったもんだから、往さんがようやく自分を半異形=不完全な人間であると認める時点で終わっちまってるという……
アトルも本来なら、あんなセカイ系な終わり方じゃなくて、もっと真っ当に成長した上での決着があったんじゃないかと……自分とセカイが未分化なままであの終わり方ってのは、あのシチュエーションではベターだけど、長期的に見ればベストではない。アトルさんには将来、しっかり往さんを卒業していただきたい。
半年でまとめるなら、もっと、人としての欠損を抱えた人たちの群集劇=戦隊ものor平成仮面ライダーのほうが収まりよかったよなー。惜しいなー。そっち方面に振れるだけの素材だったというのが、なおさら惜しいなー。特に自分が22話好きだから、そう思うのかもしれませんけれど。
……そういや、私、初めに見たのが22話(リアルタイム)と21話(配信)だったから、最初のころ、往さんのこと、『なんて頼りがいのある人だ!』って思ってたんだよね……あの二話&ニナイ編だけなら、十分ウルトラマンで通用すると思う。
上野編は、セブン最終回やろうとして、アメコミ系ダークヒーローをマッチョイズムを理解出来ない人に書かせちゃったって感じ。アンヌ隊員はお姫様ヒロインであって、ララァじゃないんだが……
- by まつえー
- at 08:59
- in 戯言
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