2007年07月19日
言い訳、いっくよー
もーすぐ、8888HITですなー。
踏んだ人は報告すると、なんかいいことあるかもよー?
時々、『どんなふうに小説書いてますか?』と聞かれるのですが、『キーボードで書いてますね』としか答えようがなかったりします。
まあ、一応、二次創作に関しては、『自分ではなく、キャラに喋らせる』ことを心がけてます。キャラったって、俺の脳内妄想のキャラだから、俺なんだけどさ。気分的な問題よ。
大筋の流れだけ決めておいて、やり取りや演出部分なんかは、『このキャラならこうするだろう』みたいなのを優先して書いてます。
だから、最初に『ここでこういうシーンをお願いしますね』と話を通しておいたのに、実際、クランクインすると『いや、私はこういうことはしませんね!』と役者さんが言ったりします。
『それじゃ困りますよ、この話のテーマ、これなんですよ』『じゃあ、こういう表現じゃどうでしょうかね』と、脳内で監督と役者が論議して、それで脚本訂正があったり細かい画面作りが決まっていく、みたいな。
だから、当初の予定とは違っていても役者さんの演技が実にいい感じだと、『よし、それ活かしていこう!』と、そのシーンにあわせて他のシーンが撮り直しになったりします。ロケに来たら夕陽がすげーきれいだから、ここでワンシーンとってどっかに差し込んじゃおうぜ、みたいな。
脳内がその状態になっている時、おいらの役割は監督ではなくプロデューサーです。『今回はアクションもので行こうか。この女優の濡れ場なんか入れちゃって、ラストはちょっと切ない感じで』くらいの発言権しかありません。監督が撮影進めるのをぼけーっと見て、あとでフィルム見て、『いやあ、これにはGO出せないなあ』とボツにしたり、『あらあら、いーじゃんいーじゃんすげーじゃん?』と他人事のような感想言ったりするだけです。
だから、割りと自分の作品読むの好きです。
そんな感じで書いてます。気分的な問題としては。
えー、で、ですね。お座敷での宰蔵さんブチギレシーン、あそこは完全な宰蔵さんのアドリブでして。
最初、あそこは元閥主導で丸く収まって、おがやん&新三さんと残り三人に別れて、ちょっとした問答がある予定だったのです。しかし、さいぞさんの演技がちょっといい感じで、これ削りたくないなあ、活かしてみたいなあ、と思ったので、本当はもうちょっと先で出すはずだった内容を、至急、元閥とさいぞさんの問答に書き換えてつっこんだのです。
……つまりですね。『おめー、ドキ姉のほうじゃ宰蔵さん、長谷さんのこと知らなかったじゃねえかよ』ってのには、このシーン撮り終えてから気付きましてね……
アレ書いた当時は、長谷さんの話と桃太郎騒動の話は大体ぼんやりと出来てたんですけど、時系列では同時進行であれど、絡んだお話ではなかったのですよ。
それを『どうせなら一緒に書いちゃえ』と絡めてみたところ、当初出す予定なかった新三さんの出番が増えまして、新三さんだけ出してさいぞさん出さないのも変だわと、ちょっと現場に呼んでみたら、この子役さんが実にいい演技をしてくれて、フィルムガンガン使って、いやあ、いいシーン撮れたわあって編集しようとした段階で食い違いに気付いたという……
……さいぞさん、江戸元のインパクト強すぎて、長谷さんのこと忘れちゃったんだよ……酔っ払っちゃたしさ……そういうことにしといてくださいよ……
追記。
ちなみに、今のところアドリブ王はダントツでユキユキです。
あの人、なにかっちゃあセックスしようとするから困るよ……なんでもセックスで解決できると思うなよな。んもー(でもセックスさせてしまう)。
追記2。
ああ、あと『どこが放宰やねん』とか言われそうですが、うちの放宰はこんなもんなんですよ。基本、放←宰なんですよ。ほっちゃん、今に至るまで宰蔵のことを『性別・女子』とは思ってても、『女の子』と見てないんですよ。そういうイメージなんすよ。宰蔵さんのことは大事に思ってるけど、それは異性として大事にしているわけではないんですよ。
しかし、年頃の女の子がそんなに大事なんて、どっからどう考えてもアレやないけ! なんで気付かへんねん、この野暮天中間管理職は! と、元閥や往さんからイライラされてるんですよ。アビさんはなるようになれと思ってます。
でも多分、四人中一番宰蔵さんの女の子性を認めてるのはアビさんです。往さんは子供としてしか見てないし。
- by まつえー
- at 02:35
- in 戯言
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