2007年04月18日

グロキュア

 勢いって大事だよね、ということで、通り一遍の校正だけして朱元後編アップです。

『微エログロ伝奇ものって、もはや単なるお前の趣味じゃねえか』とか、『というかもはやオリジナルじゃねえか、これ』とか、『なんで妖奇士って妖怪超能力バトルものなのに、二次創作にファンタジーな要素入れると違和感あるのかしらね。やっぱ生活描写レベルはリアルだから? SFムードが強いコードギアスでいきなり遺跡とか言われると違和感あるのと同じ?』とか、色々反省点はあるんですが、書きたかったんだーーーい。てぇーーーい。
 菊池秀行とか……そんな感じに……したかった……なってないけど……

 江戸元が抱えるアンビバレンツとか、前島の謎とか、江戸元って喉仏ないよなそういえばとか、そういうのに対する自己解釈を詰め込んでみました。
 私は書いてて楽しかったです(だろうな)。


 で、前編が『沙耶の唄』で、後編が『腐り姫』で、合わせてふたりはグロキュアというのは、私のような古いふたば住人だけが知っていればいいことなのです。

<追記>
 今週のサンデーを読んで、絶チルのナオミちゃんと谷崎は、朱元だなあ、と思った。
 江戸元はひねくれたほうが本性ですが。

<さらに追記>
なんちゃって公家風

 14〜5歳の江戸元さん。
 後南朝の人たちがどうやって暮らしてたかなんて、完全に想像でしかねーしー、ということで、『やっぱ皇位は取り戻したいんだから、公家風に暮らしてるんじゃねえの?』『でも、実際の公家なんか知らないで何百年も経ってるんだから、色々おかしくなってるよね』と、適当に南北朝時代の宮中に平安調(憧れから)を混ぜつつ、時代に合わせて武家文化も入りましたヨ的な。
 江戸元が羽織ってるのは文中では打掛ですが、実際の役割は袿。ただ、袿だと貧乏くらい気がするので、派手な打掛を袿として使ってる、みたいな。正絹の袿を何枚も用意するより、厚みのある打掛一枚用意するほうが安上がりだし、みたいな。
 鬢そぎは平安時代は単なるオシャレとして使われてたのが、南北朝時代には既婚女性の証として使われたらしく……まあ……そういうことなんだろう。ごっこ遊び的な? 履いてるのも緋袴だしね……
 当時の袴は全部今で言う馬乗袴なので、足広げ放題。きっと江戸元、この頃の癖が抜けてないんだ。
 あと、文中の白小袖は江戸時代で言う襦袢に相当(するくらいの軽装)。
 こんな感じのイメージで書いてます。

 ……後南朝というより、平家の隠里みたいだな。

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