高速バスに揺られること二時間。横浜の地に帰ってまいりました。
不在の間のほうが更新マメだったじゃねえか。
いや、しかし、アレですね。光ファイバー回線ってすっげえ速い。やっぱPHSはモバイルの域を出ない。
……やっぱ、俺、鬱蔵編納得行かない。
京次郎さんは確かに自分が鬱蔵さんを殺したようなもんだから、と思ってんだろう。でも、鬱蔵さんはお父さんと向き合いたかったんじゃないのか。お父さんは鬱蔵さんを分かってあげたかったんじゃないのか。
結局、鬱蔵さんの思いがお父さんに理解されることも、お父さんが鬱蔵さんを受け止めてあげることも出来なかったんじゃないか。
本当にあの三人が家族になるためには、京次郎さんとお父さんが鬱蔵さんの死をきちんと受け止めなきゃいけなかったんじゃないのか。
……納得いかねええええ……
それ以上に納得いかないのが、それを銀さんが全肯定しちゃってることで、あーでもないこーでもないと悩んだ挙句、
要は鬱蔵編の銀さんは、『お前のそういうところ分かるよ! 色々考えすぎちゃって過ちを犯しちゃったけど、正しかったのか間違ってたのか分からない? そういうの? 俺すっげー分かる! ちょー分かる! だから俺、お前の味方だから! 俺だけはお前を認めてやるから!』という感情移入するにもほどがあるノリなのが、なんか……その……
気持ち悪い。
動乱編の時も、大体こんなノリだったと思うんですけど、あの時はまだ『自分を棚上げして、えらそうに説教』って要素が残ってたからなあ。鬱蔵編の銀さんは、自分棚上げ度が足りない。銀さんの自分棚上げ度は自虐度と正比例しているので、自虐度も足りない。
棚上げも自虐もしない銀さんなんて、ただのかっこいい天パじゃない! イヤッ! あたしの好きな銀さんはもっとこう、後ろを振り向くと後悔ばかりで、前を見ると不安ばかりで、前にも後ろにも捨てきれないしがらみばかりでどっち大切にしていいのか分かんなくってオロオロしてて、キャパシティ越えると年下だろうが女の子だろうがところかまわず当り散らして拗ねる、そんなダメ男なの!!
そう思いました。まる。
そういうダメ男を見守ったり、宥めたりすかしたり、叱ったり甘やかしたりして育成するのが、うちのヅラさんの趣味なわけです。
そんなヅラさんと、ヅラさんの最高傑作である銀さんの破○SSですが、いろいろご感想などいただいております。
まあ、色々思うことも多い作品ですので、また後ほどご返信させていただきます。
ついでに、タイトルも考えてギャラリー入りさせようかと。
……いいのかな、こんなのいれちゃって。