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2005年08月13日

国際線に乗ったことがない(というよりパスポートがない)[日記]

JAL系機 飛行中エンジンから出火、福岡空港に緊急着陸
 奇しくも、日航機墜落事故からちょうど20年後の今日、同じJALで事故が起きてしまった訳ですが。怪我人がいなくてよかったよかった。って、部品が落ちたとか言うニュースも入ってますが。

 さて、皆様ご存知とは思いますが、飛行機とは人類史上最も安全な乗り物でございます。
 なんせ、自動車事故は毎日数え切れないほど起こっているのに、飛行機事故は歴史上数えられるほどしか起きていません。列車と比べても、信じられないほどの事故発生率の低さです。
 なのに、何故みんな飛行機を怖がるのか。

 事故ったら、確実に死ぬからです。

 だって高いもの。高いところから落ちるんだもの。そりゃ死ぬわ。
 最近の事故ということで福知線脱線事故を引き合いに出させていただきますが、電車の場合、あれほど最悪の事故でも生き残る人は生き残るのです。怪我はするけど。新潟地震の新幹線なんか、脱線したのに怪我人も出しませんでした。
 しかし、飛行機は確実に死ぬ。怪我したとか、どーにかなったとか無しに、問答無用で死ぬ。20年前の日航機墜落事故の生存者はわずか四名。おーこわ。
 つまり、飛行機の安全は、『0か1か』なわけですな。『99.99999%安全だけれど、残りの0.00001%に当たった場合、必ず死にます』というわけですな。自動車とかの場合は、『99.9%大丈夫だけれど、0.1%に当たった場合、運悪く怪我するかも、もしかしたら死んじゃうかも』なわけです。
 故に、自動車を怖がる人よりも、飛行機を怖がる人のほうが多いのでしょう。わたしゃ、どっちかってーと自動車のほうが怖いですが(比べればの話)。

 だからこそ、飛行機はものすごい緻密な整備と何十ものチェックを受け、操縦士も複数人体制、何人ものスタッフでミスのないように飛ばしているわけですが。
 最近は、整備を中国で安く済ませてたりするらしいですよ。
 こえぇな。

投稿者 アミ : 2005年08月13日 00:06

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