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2006年05月22日

今日の巡回と、基本は感想です。[日記]

後宮 1 (1) 本屋で見かけて、なんとなく気になって買ってみたら面白かったですよシリーズ。
 海野つなみ『後宮』
 この手の作家には疎いので今まで知らない名前だったのですが、これは面白かった。
 南北朝直前の院後宮を描いた『とはずがたり』のコミカライズ。つーか、よっぽど日本史や古典に詳しい人しか『とはずがたり』なんぞ知らんだろうから、南北朝の原因となった亀山天皇と後深草院の確執を恋愛からめて描いてるとでも思っとけ!(私も、名前は知ってるが読んだことない>とはずがたり)
 というか、鎌倉から室町に移る辺りの宮中なんか影薄すぎる上に人間関係が複雑すぎて、日本史でも『だあー! ともかく、この天皇兄弟が仲違いしたんじゃあー!』で済ましてる人とか多そうなんですが(それ私)、実際、作中でも閨閥が複雑に絡み合いまくり、しかもそれがストーリーを理解する中で必要不可欠という中々に設定厨好みな出来になってます。逆にそういうの好きな人にはたまらんわけで。
 しかし、こういうの見ると、日本はなんだかんだ言って閨閥社会だってのがよく分かるね。歴史は女で回っている。
 主人公は、後深草院の側室の一人、二条。西園寺実兼という想い合う人がいながらも、14歳のころに後深草院に強姦同然で嫁入りさせられるとゆー『うへえ』な展開なわけですが。いやー、この時代の貴族の恋愛はプリミティブでいいなー。
183.jpg 本来であれば源氏長者の娘として当代一の后種となるべき姫でありながら、何の因果か女房格で後宮入りしちゃったー、って権力闘争的な展開と、ほかに好きな人いるのに権力に負けて犯されちゃったー、って言う恋愛ロマンス的な展開が絡み合って、面白いです。
 つーか、二条カワユス。ほどよく強気で、ほどよく娘らしい。そして、後深草院のダメ男っぷりにモエス。ダメだ、この人。父親から愛されなかったコンプレックスをなんとかしようと、初恋の女性の娘である二条を育て上げ自分を愛するように仕向けるが、うまくいかねーからと言って権力を盾に強姦。……ダメだー、ダメだこの人ー。こういう人、すげー好き。モエス。
 そして、複雑な設定の案内役である二条付きの女童さくや(11歳)が可愛いです。画像参照。
 後宮とは恐ろしいところや。

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 ……すげえ深刻そうなんですけど……いなくなっちゃやだ……

投稿者 アミ : 2006年05月22日 23:55

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